ロッテ 3−7 サムソン (大邱)
(勝)ペ・ヨンス 11勝8敗2S (敗)ヨム・ジョンソク 3勝9敗
(本塁打) ロッテ : イ・デホ 20号、 サムソン : シム・ジョンス 22号、キム・ハンス 11号
サムソンは1回裏、ロッテの先発ヨム・ジョンソクからヤン・ジュンヒョクのタイムリーで1点を先制する。ロッテは4回表、サムソンの先発ペ・ヨンスからイ・デホの2ランで逆転するが、その裏サムソンはキム・ジョンフンのタイムリーで2−2の同点に追いつくと、5回裏にはシム・ジョンスの2試合連続となる2ランで逆転する。
ロッテは6回表ライアンのタイムリーで1点を返し4−3と1点差にするが、サムソンは7回裏ロッテの3番手イ・ワンギからキム・ハンスの2試合連続となる3ランで点差を広げる。ペ・ヨンスが6回途中で降板した後、パク・ソクチン、アン・ジマン、カン・ヨンシクらの中継ぎ陣がロッテの反撃を断ち、サムソンが3連勝で2位SKの追撃を振り切りゲーム差を3.5に広げ、着実に首位固めをした。
SK 2−3 現代 (水原)
(勝)ノ・ファンス 1勝1敗 (セーブ)チョ・ヨンジュン 2勝1敗23S (敗)クルーズ 7勝1敗
(本塁打) 現代 : イ・テックン 2号
現代は1回裏、2位SKの先発クルーズからイ・テックンの先頭打者本塁打で1点を先制する。SKは3回表、現代の先発ソン・スンナクからチョ・ドンファのタイムリーで2−1と逆転するが、その裏現代はクルーズの暴投の間に2塁走者が生還し2−2の同点に追いつく。その後ソン・スンナク、クルーズが互いに得点を許さない好投を見せた。
そして現代は8回裏、クルーズから得点のチャンスを作ると、代わったSKの2番手チョン・でヒョンからサットンのタイムリーで1点を勝ち越す。9回表この1点のリードを守護神チョ・ヨンジュンが守りきり、現代が8月はわずか3敗しかしていなかった絶好調のSKに土をつけた。8回途中から9回途中まで現代の2番手として登板したノ・ファンスが勝ち投手。6月のSK入団以来負けなしの7連勝だったクルーズに韓国初黒星がついた。今季最終戦となったこのカードは、SKが昨季の覇者現代に9勝8敗1分けと勝ち越した。
LG 3−2 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)チェ・ヨンホ 12勝5敗 (セーブ)キョン・ホンホ 2敗4S (敗)リオス 12勝12敗
(本塁打) LG : イ・ソンヨル 8号
LGは1回表、トゥサンの先発ランデルから主将イ・ビョンギュのタイムリーで1点を先制する。トゥサンは3回裏、LGの先発チェ・ウォンホからキム・ドンジュのタイムリーで1−1の同点にする。LGは5回表イ・ビョンギュのタイムリーで1点を勝ち越すと、6回表にはイ・ソンヨルの本塁打で1点を追加する。
トゥサンは7回裏、LGの2番手チョン・ジェボクから代打カン・ボンギュのタイムリーで3−2と1点差にする。この1点のリードをソン・ヒョヌ、キム・ジェヒョン、キョン・ホンホの継投で守りきり、LGが勝利しトゥサンの13勝5敗に終わったこのカード最終戦で意地を見せた。トゥサンのホームでのLG戦連勝は10でストップ。チェ・ウォンホは自己最多の12勝目。首位打者イ・ビョンギュは4安打で打率を.340に伸ばした。
ハンファ 5−3 キア (光州)
(勝)ソン・ジヌ 8勝7敗 (敗)グレイシンガー 5勝4敗
(本塁打) ハンファ : キム・テギュン 18号、イ・ボムホ 25号、デービス 21号 キア : チャン・ソンホ 15号
ハンファは2回表、キアの先発グレイシンガーからキム・テギュンとイ・ボムホのソロ本塁打で2点を先制するが、キアはその裏ハンファの先発ソン・ジヌからチャン・ソンホの本塁打で1点を返す。ハンファは4回表、デービスの本塁打で1点を追加するが、その後はなかなか追加点を奪えない。
ハンファは9回表、キアの3番手ユン・ソンミンからブリトーのタイムリーで2点を追加するキアは9回裏ハンファの3番手チェ・ヨンピルからイ・ジェジュのタイムリーとキム・ギョんじんの犠牲フライで2点を返すが、反撃もここまでだった。7回途中まで1失点の好投を見せたソン・ジヌは史上初の個人通算190勝目をあげた。ハンファの2番手チョ・ソンミン(元読売)は7回途中から8回まで被安打1の好投を見せた。