ロッテ 3−4 サムソン (大邱)
(勝)オ・スンファン 8勝1敗7S (敗)イ・ジョンミン 6勝6敗1S
(本塁打) ロッテ : イ・デホ 18号、ペロー 20号
ロッテは1回表、サムソンの先発ハリッカラのタイムリーで1点を先制する。だがサムソンは3回裏、ロッテの先発チャン・ウォンジュンからシム・ジョンスのタイムリーで1−1の同点に追いつくと、続くパク・チンマンが押し出しの四球を選び2−1と逆転する。ロッテは6回表、イ・デホの本塁打で2−2の同点に追いつくが、その裏サムソンはロッテの4番手イ・ジョンフンからキム・ハンスのタイムリーで再び1点を勝ち越す。
粘るロッテは8回表、サムソンの4番手イム・チャンヨンからペローが3−3に追いつく同点アーチを放つ。試合はこのまま延長に入り、サムソンは10回裏ロッテの6番手イ・ジョンミンからキム・ジョンフンのタイムリーでサヨナラ勝ちした。9回と10回を無失点に抑えたサムソンの5番手でルーキーのオ・スンファンが、2試合連続の救援勝利で8勝目。首位サムソンは3連勝だが、上位進出を図る5位ロッテの連勝は3でストップ。
SK 4−1 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)クルーズ 6勝 (セーブ)チョ・ウンチョン 5勝3敗9S (敗)イ・ヒェチョン 6勝4敗
(本塁打) SK : イ・ジニョン 18号
9連勝中の2位SKは2回表、トゥサンの3塁手ナ・ジュファンのエラーで1点を先制するが、トゥサンは5回裏SKの先発クルーズからソン・シホンのタイムリーで1−1の同点に追いつく。だがSKは6回表、トゥサンの先発イ・ヒェチョンからイ・ジニョンの2試合連続本塁打で3点を勝ち越す。
クルーズは6回を1失点に抑えマウンドを降りると、その後はチョン・デヒョン、ウィ・ジェヨン、チョ・ウンチョンの鉄壁のリレーでリードを守りきり、球団記録を大きく塗り替える10連勝を飾った。クルーズは韓国初登板以来6連勝で、チームの快進撃に大きく貢献。一方3位トゥサンはSKと2ゲーム差をつけられ、やや苦しくなってきた。
ハンファ 8−5 現代 (水原)
(勝)ソン・ジヌ 6勝6敗 (敗)ファン・ドゥソン 10勝7敗
(本塁打) ハンファ : イ・ドヒョン 20号、ブリトー 9,10号、イ・ボムホ 22号 現代 : サットン 27号
ハンファは2回表、現代の先発ファン・ドゥソンからイ・ドヒョンの本塁打で1点を先制すると、4回表にはブリトーの本塁打で1点を追加する。さらに6回表、現代の3番手イ・デファンからイ・ボムホの本塁打、ペク・チェホとチョ・ウォヌのタイムリーで4点を追加し、6−0とリードを広げる。現代は6回裏、好投していたハンファの先発ソン・ジヌから代打ユ・ハンジュンのプロ初打点となるタイムリーでやっと2点を返す。
現代は7回裏、ハンファの4番手キム・ヘニムからチョン・ソンフンのタイムリーでもう1点を返すが、ハンファは8回表現代の4番手ノ・ファンスからブリトーのこの試合2本目となる本塁打で1点、9回表には5番手ノ・ビョンオからキム・テギュンのタイムリーで1点を追加する。現代は9回裏、ハンファの抑えチ・ヨンギュからサットンの本塁打王争い独走の第27号2ランで反撃するが、時すでに遅しだった。4位ハンファは連敗を3で止め、優勝争いに踏みとどまった。ソン・ジヌは史上最多の通算188勝目。
LG 8−10 キア (光州)
(勝)チャ・ジョンミン 4勝1敗 (敗)チョン・ジェボク 4勝3敗4S
(本塁打) LG : パク・ヨンテク 15号、クォン・ヨングァン 7号
7連敗中のキアは2回裏、LGの先発チェ・ウォンホからイ・ジョンボム(元中日)が押し出しの死球を受け1点を先制すると、続くイ・ヨンギュの犠牲フライで1点を追加する。5回裏にはチャン・ソンホのタイムリーでもう1点を追加した。LGは6回表、キアの先発ブランクからパク・ヨンテクの3ランで3−3の同点に追いついた。
LGは7回表、キアの2番手キム・フィゴルからクォン・ヨングァンの2ランで逆転すると、8回表には3番手パク・チョンテから高卒ルーキーの代打チョン・ウィユンのタイムリーで1点を追加し、6−3とリードを広げた。キアは7回裏、LGの4番手リュ・テッキョンからキム・ギョンジンのタイムリーで1点を返すと、代わった5番手チョン・ジェボクからイ・ヨンギュの押し出しの四球で6−5と1点差に迫る。さらに6番手シン・ジェウンからチャン・ソンホのタイムリーで7−6と逆転すると、7番手シム・スチャンからもホン・セワンとソン・ジファンのタイムリーで3点を追加する。
LGは9回表キアの5番手チョン・ビョンドゥから代打キム・ジョンミンのタイムリーで2点を返すが、反撃もここまでだった。最下位キアは連敗を7でストップ。4番手で8回途中から登板したルーキーのチャ・ジョンミンが4勝目。7位LGは4連敗。