サムソン 4−2 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)バルガス 9勝5敗 (セーブ)オ・スンファン 5勝1敗4S (敗)チャン・ウォンジュン 1勝4敗
首位サムソンは1回表、ロッテの先発チャン・ウォンジュンからヤン・ジュンヒョクのタイムリーで1点を先制するが、ロッテはその裏サムソンの先発バルガス(元中日)からソン・インホが押し出しの四球を選び、1−1の同点にする。ロッテは3回裏、サムソンの3塁手チョ・ドンチャンのエラーで1点を勝ち越す。
サムソンは4回表、チョ・ドンチャンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し2−2の同点に追いつくと、続くパク・チンマンのタイムリーで1点を勝ち越し逆転する。さらに5回表には、パク・ハニの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を追加した。バルガスは6回途中まで2失点に抑えると、その後は中継ぎに降格したイム・チャンヨンらが好投し、最後は抑えに回ったルーキーのオ・スンファンが締め、サムソンが勝利した。バルガスは今季対ロッテ戦3勝目。負けたロッテは6位転落。なお3回表に四球を選んだヤン・ジュンヒョク(サムソン)は、史上初の個人通算1000四死球を記録。
ハンファ 3−0 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)ムン・ドンファン 6勝4敗 (セーブ)チ・ヨンギュ 1敗17S (敗)ランデル 7勝6敗
(本塁打) ハンファ : イ・ドヒョン 13号
試合前半はトゥサンの先発ランデル(元読売)、ハンファの先発ムン・ドンファンの投手戦となった。ハンファは6回表、イ・ドヒョンの2ランで先制し均衡を破る。ハンファは9回表、トゥサンの4番手イ・ウォニからシン・ギョンヒョンのタイムリーで1点を追加する。ムン・ドンファンは8回を無失点に抑え、9回は抑えのチ・ヨンギュが締め、ハンファが完封リレーで連敗を3で止め、2位トゥサンとのゲーム差を3に縮めた。負けたトゥサンは首位サムソンとのゲーム差が3.5に広がった。
キア 6−10 SK (仁川・文鶴)
(勝)キム・ウォンヒョン 7勝7敗 (敗)キム・ジヌ 4勝6敗1S
(本塁打) SK : イ・ホジュン 18号
SKは1回裏、キアの先発キム・ジヌからキム・ジェヒョンとイ・ジニョンのタイムリーで3点を先制すると、4回表にはキム・ジェヒョンが押し出しの四球を選び1点を追加する。ここでキアは2番手チャ・ジョンミンをマウンドに送ったが、続く主砲イ・ホジュンに満塁本塁打を浴びリードを大きく広げられた。SKの先発キム・ウォンヒョンは6回を無失点に抑える見事な投球を見せた。
キアは7回表、SKの2番手で高卒ルーキーのキム・ソンギュからキム・ギョンオンのタイムリーで3点を返すと、代わった3番手ユン・ギルヒョンからキム・ギョンジンの犠牲フライでもう1点を返す。SKは8回裏、キアの6番手でかつてのエースのチェ・サンドクからイ・ジニョンとキム・ヒョンチョルのタイムリーで2点を追加する。キアも9回表、SKの5番手イ・ヨンウクからキム・ミンチョルのタイムリーで2点を返すが、最後はチョ・ウンチョンに抑えられた。4位SKは、オールスター戦をはさんで4連勝。
LG 7−3 現代 (水原)
(勝)チェ・ウォンホ 8勝4敗 (敗)オ・ジェヨン 7敗
(本塁打) 現代 : ソン・ジマン 17号
現代は1回裏、LGの先発チェ・ウォンホからソン・ジマンの2試合連続の本塁打で1点を先制する。LGは2回表、現代の先発オ・ジェヨンからキム・ジョンミン、ハン・ギュシク、主将イ・ビョンギュのタイムリーや相手のエラーで4−1と逆転する。LGは5回表、現代の4番手イ・サンヒョンから押し出しの四球や暴投などで3点を追加した。
チェ・ウォンホは8回を1失点に抑え、現代は9回裏LGの4番手イ・ウォンシクからチョン・ソンフンのタイムリーなどで2点を返すが、LGが勝利し現代とロッテを抜き5位に浮上した。昨季の新人王ながらまだ今季勝ち星がないオ・ジェヨンは期待にこたえられず、7敗目を喫しチームを7位に転落させた。チームの連敗を3で止めたチェ・ウォンホは、早くも昨季の勝ち星に並ぶ8勝目。