ハンファ−キア(光州)は雨天中止。現代−ロッテ(釜山・社稷)は2回表途中に暴雨のためノーゲーム。
サムソン 7−2 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)バルガス 8勝5敗 (敗)イ・ヒェチョン 5勝3敗
(本塁打) サムソン : パク・チンマン 5号、シム・ジョンス 16号
ここ2試合連勝し調子を取り戻してきた首位サムソンは、1回表トゥサンの先発イ・ヒェチョンからパク・チンマンの2ランで先制すると、この回シム・ジョンスにもソロ本塁打が飛び出す。そして3回表、キム・ハンスとキム・ヨンボクのタイムリーで4点を追加する。先発のバルガス(元中日)も6回を無失点に抑える。
7連敗中のトゥサンは8回裏、サムソンの3番手アン・ジマンからホン・ソンフンのタイムリーで2点を返すが、反撃もこれだけで終わってしまいサムソンが首位攻防戦第1ラウンドを制し、3連勝となった。バルガスは48日ぶりの勝利。負けた2位トゥサンは出口の見えない8連敗で、7月はまだ勝利がない。
LG 6−6 SK (仁川・文鶴)
(本塁打) SK : イ・ジニョン 8号、キム・ジェヒョン 15号、パク・チェホン 11号
SKは2回裏、LGの先発キム・グァンサムからイ・ジニョンの本塁打で1点を先制する。6連勝中のLGは4回表、SKの先発キム・ウォンヒョンからハン・ギュシクのタイムリーで2−1と逆転する。だがSKはその裏、キム・ジェヒョンの2ランで3−2と逆転する。LGは5回表コリアーのタイムリーで3−3の同点にすると、6回表には主将イ・ビョンギュの犠牲フライで4−3と再び勝ち越す。
SKは7回裏、LGの3番手イ・ウォンシクからキム・ジェヒョンの本塁打で再び4−4の同点に追いつくが、LGは8回表SKの3番手ユン・ギルヒョンからキム・ジョンミンのタイムリーなどで2点を勝ち越す。SKは8回裏、LGの抑えチャン・ムンソクからキム・ミンジェが押し出しの死球を受け1点を返すと、9回裏にはパク・キョンワンのタイムリーで6−6の同点に追いつき、試合は延長へと突入した。11回表LGの攻撃中、雨が強くなってきたため試合はコールドゲームとなり、ゲーム差なしの4位攻防戦の4時間にも及ぶシーソーゲームは水入りとなった。