ハンファ 3−4 サムソン (大邱)
(勝)イム・チャンヨン 4勝3敗 (セーブ)クォン・オジュン 1勝9S (敗)オ・ボンオク 1勝1敗1S
(本塁打) ハンファ : デービス 8号 サムソン : チョ・ドンチャン 4号、チン・ガビョン 3号
ハンファは1回表、サムソンの先発イム・チャンヨンからデービスの犠牲フライで1点を先制すると、2回表にはハン・サンフンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を追加する。6回表にはデービスの8号ソロ本塁打が飛び出す。サムソンは6回裏、ハンファの先発で高卒ルーキーのヤン・フンからチョ・ドンチャンの本塁打でようやく1点を返す。
そして7回裏、サムソンはハンファの2番手シン・ジュヨンからチン・ガビョンの2ランで3−3の同点に追いつくと、8回裏サムソンはハンファの4番手オ・ボンオクからカン・ドンウが3塁打でチャンスを作る。そして主砲シム・ジョンスが5番手チ・ヨンギュから3試合連続となる決勝タイムリーを打ち、9回はイム・チャンヨンの後を受けた新守護神クォン・オジュンが抑え、サムソンが勝利し3連勝を飾った。シム・ジョンスは打点部門トップ(41点)。
トゥサン 5−1 LG (ソウル・蚕室)
(勝)パク・ミョンファン 6勝 (敗)チャン・ムンソク 4勝4敗
今季同じソウルが本拠地のライバルであるトゥサンに5戦全敗で、昨季からの連敗を7に伸ばしているLGは、この試合に負けたら21日ののトゥサン戦は、20日の入場券を持っていれば無料で入場できる、と発表していた。そのため、この試合は普段よりも多い約1万9000人の観衆が集まった。試合は1回裏、LGがトゥサンの先発パク・ミョンファンからパク・ヨンテクのタイムリーで幸先よく1点を先制する。
6回表トゥサンはLGの先発チャン・ムンソクからホン・ソンフンのタイムリーで1−1の同点に追いつくと、7回表チャン・ウォンジンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を勝ち越す。そして8回表、LGの2番手キョン・ホンホが満塁の場面でムン・フィソンに押し出しの死球を与えてしまい、その後ソン・シホンのタイムリーなどでトゥサンは2点を追加する。7回を1失点に抑えたパク・ミョンファンの後をイ・ジェウ、キム・ソンベらのリリーフ陣が抑え、トゥサンがLGに逆転勝ちを収めた。この敗戦によって、21日のトゥサン−LG戦は20日の入場券を持っていれば、入場料が無料になることとなった。21日も負ければ、22日の同カードも21日と同様になる予定。
ロッテ 0−10 キア (光州)
(勝)リオス 4勝4敗 (敗)ヨム・ジョンソク 2勝4敗
(本塁打) キア : ソン・ジファン 5号
キアは3回裏、ロッテの先発ヨム・ジョンソクからイ・ヨンギュのタイムリーで1点を先制すると、4回裏にはキム・サンフンのタイムリーで1点、5回裏にはシム・ジェハクのタイムリーで1点を追加していく。そして6回裏、キアは打者一巡の猛攻をかけソン・ジファンの満塁アーチなどで7点を奪う。
キアの先発リオスは7回を無失点に抑えると、その後はシン・ヨンウンらのリリーフ陣もロッテに得点を許さず、完封リレーで勝利した。キアは今季最多の10得点で、先発全員安打も記録した。ロッテは3連敗。
現代 4−0 SK (仁川・文鶴)
(勝)キャラウェイ 4勝3敗 (敗)チェ・ビョンニョン 3勝4敗
(本塁打) 現代 : ソ・ハンギュ 1号、サットン 11号
現代は2回表、SKの先発チェ・ビョンニョンからチェ・ジョングクの犠牲フライで1点を先制すると、5回表にはソ・ハンギュとサットンの本塁打で3点を追加する。サットンは11本で、同僚のイ・スンヨンを差し置いて本塁打王争い単独トップに立った。現代の先発キャラウェイは8回を無失点に抑えると、最後はファン・ドゥソンが抑え完封リレーで勝利した。