サムソン ８−２ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）ペ・ヨンス ６勝３敗 （敗）パク・チチョル １勝４敗
（本塁打） サムソン ： シム・ジョンス ８号、パク・ハニ ５号 ロッテ ： ペロー ９号
サムソンは１回表、ロッテの先発パク・チチョルからシム・ジョンスの３ランで先制すると、３回表にはパク・ハニの本塁打で１点を追加する。５回表サムソンは、ロッテの２番手チャン・ウォンジュンから満塁の場面でヤン・ジュンヒョクが押し出しの四球を選び１点を追加すると、６回表には３番手イ・ワンギからパク・チョンホのタイムリーで１点、７回表には５番手チョ・ジョンフンからシム・ジョンスのタイムリーで２点を奪う。
サムソンの先発でエースのペ・ヨンスは７回を無失点に抑え降板すると、９回裏ロッテに３番手のキム・ジヌンがペローに２ランを浴びるが、その後は得点を許さずサムソンが勝利した。サムソンは首位トゥサンとゲーム差なしの２位をキープ。ペ・ヨンスは2002年6月以来の対ロッテ戦の連勝を12に伸ばし、防御率（1.64）、奪三振（57個）の両部門でトップに立った。
ＳＫ ０−４ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ヒェチョン ２勝 （敗）サンチェス ３勝２敗
トゥサンは３回裏、ＳＫの先発サンチェスからキム・ドンジュのタイムリーで１点を先制すると、４回裏にはルーキーのユン・スンギュン、チャン・ウォンジンのタイムリーなどで３点を追加する。トゥサンの先発イ・ヒェチョンは５回を無失点に抑えると、その後はルーキーのイ・ウォニ、イ・ジェウ、新守護神チョン・ジェフンらのリリーフ陣がＳＫに得点を許さず、完封リレーでトゥサンが勝利し首位の座を守った。
ＬＧ １１−６ 現代 （水原）
（勝）チョン・ジェボク １勝３Ｓ （セーブ）シン・ユノ １勝２敗９Ｓ （敗）キム・スギョン ４勝３敗
（本塁打） ＬＧ ： パク・キナム １号、イ・ビョンギュ ３号、コリアー ６，７号、パク・ヨンテク ４号、チョ・インソン ３号 現代 ： サットン ９号
ＬＧは３回表、現代の先発キム・スギョンからパク・キナムのプロ初本塁打で２点を先制すると、続く主将イ・ビョンギュもソロ本塁打を放ち、４回表コリアーにもソロ本塁打が出る。現代は５回裏、ソ・ハンギュのタイムリーとサットンの２ランで４−３と１点差に迫り、ＬＧの先発イ・スンホをノックアウトする。
だがＬＧは６回表、パク・ヨンテクのソロ本塁打でキム・スギョンをノックアウトすると、この回現代の２番手ファン・ドゥソンからチョ・インソンが２ランを打ちリードを広げる。現代は６回裏ＬＧの２番手チョン・ジェボクからイ・テックンのタイムリーで１点、７回裏にはイ・スンヨンのタイムリーで１点、８回裏にもサットンの犠牲フライで１点を返し、７−６と１点差に迫る。
９回表ＬＧは現代の守護神チョ・ヨンジュンからコリアーの満塁本塁打でダメを押すと、最後はシン・ユノが抑え乱打戦を制した。ＬＧはこの試合、2003年8月の対サムソン戦以来となるチーム史上最多タイの１試合６本塁打を記録し、全得点を本塁打であげた。
キア １−１ ハンファ （清州）
（本塁打） ハンファ ： キム・インチョル ７号
キアは４回表、ハンファの先発チョン・ミンチョル（元読売）からホン・セワンのタイムリーで１点を先制する。ハンファは６回裏、キアの先発キム・ジヌからキム・インチョルの本塁打で１−１の同点に追いつき、９回裏にはキアの２番手で高卒ルーキーのユン・ソンミンから満塁とサヨナラ勝ちのチャンスをつくるが、代打イ・ドヒョンが凡退し試合は延長戦に突入した。
この後ハンファのユン・ギュジン、チ・ヨンギュ、オ・ボンオクのリリーフ陣、キアのユン・ソンミンが互いに得点を許さず、12回を終えても両チーム同点のままだったため、規定により引き分けとなった。両チームともに今季初の引き分け試合。
