サムソン 5−3 現代 (水原)
(勝)オ・スンファン 1勝1S (セーブ)クォン・オジュン 1勝7S (敗)パク・チュンス 1敗
(本塁打) 現代 : イ・スンヨン 10号、サットン 7号
サムソンは1回表、現代の先発チョン・ミンテ(元読売)からシム・ジョンスの犠牲フライで1点を先制するが、その裏現代はサムソンの先発キム・ジヌンからイ・スンヨンの10号本塁打1番乗りとなる2ランで逆転する。サムソンは2回表キム・ジェゴルのタイムリーで2−2の同点とすると、5回表現代の2番手イ・ドンハクからチン・ガビョンのタイムリーで1点を勝ち越す。
現代は6回裏サムソンの2番手カン・ヨンシクからサットンの本塁打で3−3の同点とするが、サムソンは7回表現代の4番手パク・チュンスからチン・ガビョンの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を勝ち越すと、9回表には現代の5番手で故障により出遅れ今季初登板となった昨季の新人王、オ・ジェヨンからヤン・ジュンヒョクのタイムリーで1点を追加し、サムソンが現代に逆転勝ちし0.5ゲーム差の首位の座を守った。6回途中から8回まで無失点に抑えたルーキーのオ・スンファンがプロ初勝利を、新守護神クォン・オジュンは7セーブ目をあげた。昨季の覇者現代は7位に転落。なおチョン・ミンテは3回の投球時に右太ももに痛みを覚え降板し、試合後全治6週間との診断を受けた。
トゥサン 9−1 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)パク・ミョンファン 5勝 (敗)パク・チチョル 1勝3敗
(本塁打) トゥサン : ファン・ユンソン 2号
好調ロッテを一目見ようと、3万人の大観衆が社稷野球場を埋め尽くした。トゥサンは1回表、ロッテの先発パク・チチョルからキム・ドンジュのタイムリーで1点を先制すると、2回表チャン・ウォンジンのタイムリーとファン・ユンソンの2ランで4点を追加する。4回裏ロッテはトゥサンの先発パク・ミョンファンから、ペローの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1点を返す。
6回表トゥサンはロッテの2番手イ・ミョンウからソン・シホンのタイムリーで1点を、7回表には3番手のルーキーのチョ・ジョンフンからホン・ソンフンのタイムリーで3点を追加する。先発パク・ミョンファンの後を受けた高卒ルーキーのイ・ウォニ、キム・ソンベらのリリーフ陣がロッテの反撃を断ち、2位トゥサンが勝利しサムソンとの0.5ゲーム差を守った。パク・ミョンファンは2003年6月以来対ロッテ戦5連勝。
キア 2−9 LG (ソウル・蚕室)
(勝)チェ・ウォンホ 4勝1敗 (敗)カン・チョルミン 1勝4敗
(本塁打) キア : キム・ギョンオン 1号
LGは3回裏、2死1,3塁の場面でダブルスチールを敢行し3塁走者パク・ヨンテクが相手の判断ミスにより生還し1点を先制すると、キアの先発カン・チョルミンからキム・テワンのタイムリーで1点を追加する。LGは4回裏キアの3番手イ・ガンチョルからコリアーとイ・ジョンヨルのタイムリーなどで3点を追加すると、5回裏にはパク・ヨンテクのタイムリーで1点、6回裏には主将イ・ビョンギュのタイムリーなどで3点を奪い、リードを広げていく。
キア打線も5回表LGの先発チェ・ウォンホからキム・ギョンオンの本塁打で1点、6回表にもチャン・ソンホのタイムリーで1点を返すが、この後はチョン・ジェボクらのリリーフ陣に抑えられ、LGが最下位キアに快勝し5連勝を飾った。
SK 1−6 ハンファ (大田)
(勝)キム・ヘニム 2勝3敗 (敗)ユン・フィソン 1敗
(本塁打) ハンファ : イ・ボムホ 4号
ハンファは2回裏、今季初先発となった韓国一の快速球投手、オム・ジョンウクの暴投で1点を先制する。オム・ジョンウクは肩の痛みで2回限りでマウンドを降りた。3回表SKはハンファの先発キム・ヘニムからチョ・ウォヌのタイムリーで1−1の同点とするが、その裏ハンファもSKの2番手ユン・フィソンからキム・テギュンのタイムリーで1点を勝ち越す。ハンファは4回裏不振の若き大砲イ・ボムホに2ランが出て、5回裏には同じく不振のスミス(元ヤクルト)のタイムリーで2点を追加しリードを広げる。ハンファはキム・ヘニムの後を受けたチャ・ミョンジュらのリリーフ陣がSKに得点を許さず勝利し、連敗を5で止め5位に浮上。SKは6位に転落。