現代 ５−６ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ウォニ ３勝 （セーブ）チョン・ジェフン ２敗１０Ｓ （敗）キャラウェイ ２勝３敗
（本塁打） トゥサン ： ファン・ユンソン １号
トゥサンは１回裏、現代の先発キャラウェイからファン・ユンソンの２年ぶりの本塁打で１点を先制する。３回表現代はトゥサンの先発スミスからイ・スンヨンのタイムリーで同点とすると、その後チョン・ソンフンのタイムリーなどで５−１と逆転してしまう。だがその裏、８連勝中のトゥサンはアン・ギョンヒョンのタイムリーなどで２点を返すと、ムン・フィソンの２点タイムリーで５−５の同点に追いつく。そして４回裏、トゥサンはチャン・ウォンジンのタイムリーで１点を勝ち越すと、このリードをイ・ウォニ、キム・ソンベ、チョン・ジェフンら４人のリリーフ陣が守りきり、昨季の覇者現代を破り怒涛の９連勝を記録し、２０勝を達成した。高卒ルーキーのイ・ウォニはプロ初勝利からわずか１週間足らずで３勝目。
ハンファ ２−７ サムソン （大邱）
（勝）イム・チャンヨン ３勝２敗 （セーブ）キム・ジヌン １勝１Ｓ （敗）ソン・ジヌ ２勝３敗
（本塁打） ハンファ ： イ・ドヒョン ３号
サムソンは１回裏、ハンファの先発ソン・ジヌ（史上最多の通算184勝）からヤン・ジュンヒョクのタイムリーで１点を先制すると、キム・ジョンフンのタイムリーで２点を追加する。４回表ハンファはサムソンの先発イム・チャンヨンからスミス（元ヤクルト）のタイムリーで１点を返すが、その裏サムソンはヤン・ジュンヒョク、シム・ジョンス、チン・ガビョンのタイムリーで４点を追加する。ハンファは９回表、サムソンの２番手キム・ジヌンからイ・ドヒョンの本塁打で１点を返すにとどまった。勝利したサムソンは首位トゥサンに負けじと２０勝を達成し、0.5ゲーム差を守った。
ロッテ ５−４ キア （光州）
（勝）イ・ジョンフン １勝２敗 （セーブ）ノ・ジャンジン １１Ｓ （敗）シン・ヨンウン ２勝５敗４Ｓ
（本塁打） ロッテ ： ペロー ８号、イ・デホ ８号 キア ： シム・ジェハク ６号、イ・ジョンボム ２号
２回表、ロッテはキアの先発カン・チョルミンから新外国人ペローの本塁打王争いトップタイとなる第８号本塁打で１点を先制するが、３回裏キアはロッテの先発イ・ヨンフンからシム・ジェハクの３ランで逆転する。４回表ロッテはイ・デホのペローに並ぶ第８号ソロ本塁打で１点差にするが、その裏キアはイ・ジョンボム（元中日）のソロ本塁打で１点を追加する。
８回表ロッテはキアの３番手シン・ヨンウンからライアンの２点タイムリーで４−４の同点に追いつき、満塁の場面でペローが押し出しの四球を選び１点を勝ち越す。このリードをロッテの守護神ノ・ジャンジンが守りきり、ロッテが勝利した。５回途中から８回途中まで投げ無失点に抑えたイ・ヨンフンが勝利投手となり、ノ・ジャンジンはセーブ王争い単独トップの１１セーブ目。最下位キアは４連敗。
ＬＧ ６−０ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）チャン・ムンソク ３勝３敗 （敗）チェ・ビョンニョン ２勝３敗
（本塁打） ＬＧ ： コリアー ５号
ＬＧは１回表、ＳＫの先発チェ・ビョンニョンのエラーなどで２点を先制すると、４回表にはコリアーの本塁打で１点を追加する。６回表、ＬＧはＳＫのリリーフ陣から主将イ・ビョンギュの犠牲フライなどで３点を追加する。ＬＧは先発のチャン・ムンソク、リュ・テッキョン、チョン・ジェボクの完封リレーでＳＫに勝利し、連敗を５で止めた。
