トゥサン 10−3 現代 (水原)
(勝)パク・ミョンファン 1勝 (敗)キム・スギョン 1勝1敗
(本塁打) トゥサン : ホン・ソンフン 2号、ソン・シホン 2号、キム・ドンジュ 3号 現代 : サットン 3号
トゥサンは1回表ホン・ソンフンの満塁本塁打で4点を先制すると、3回表にはアン・ギョンヒョンのタイムリーで2点、4回表にはソン・シホンの2試合連続本塁打で追加点を奪い、現代の先発キム・スギョンをノックアウトする。その後トゥサンは9回表のキム・ドンジュの2試合連続本塁打などでリードを広げていく。トゥサンの先発で昨季の奪三振王パク・ミョンファンは5回を無失点に、リリーフ陣も現代の反撃を最小限に抑え、首位を行くチームに5連勝をもたらした。パク・ミョンファンは今季初勝利。
サムソン 14−4 キア (光州)
(勝)イム;チャンヨン 1勝1敗 (敗)チェ・サンドク 1敗
(本塁打) サムソン : ヤン・ジュンヒョク 4号、カン・ドンウ 1号、パク・ハニ 1号、チン・ガビョン 1号 キア : シム・ジェハク 1号
サムソンは1回表、キアの先発チェ・サンドクからキム・ハンスのタイムリーなどで2点を奪うと、3回表にはヤン・ジュンヒョクに3試合連続となる2ランが飛び出す。その裏キアはサムソンの先発イム・チャンヨンからシム・ジェハクの本塁打で1点を返すが、4回表サムソンはヤン・ジュンヒョクの犠牲フライで1点を追加する。
5回裏キアはシム・ジェハク、新人のチェ・フルラクのタイムリーで3点を返し5−4と1点差に迫る。だが7回表、キアの3番手ユン・ソンミンがつかまり連打とエラーで3点を失うと、8回表にはカン・ドンウ、9回表にはパク・ハニとチン・ガビョンの本塁打が出てサムソンは終盤大量リードを奪う。イム・チャンヨンは5回4失点と今ひとつの内容だったが、抑えから先発に転向した今季の初勝利をあげた。サムソンは3連勝だが、キアは4連敗。
SK 7−8 LG (ソウル・蚕室)
(勝)シン・ユノ 1勝2S (敗)チョ・ウンチョン 1勝1敗
SKは1回表、LGの先発チン・ピルジュンからイ・ホジュンとキム・ギテのタイムリーで4点を奪うが、その裏LGもSKの先発サンチェスからチョン・ウィユンのタイムリーなどで3点を返す。2回表SKはLGの2番手チャン・ジニョンキム・ジェヒョンのタイムリーで1点を奪うが、その裏LGはイ・ビョンギュのタイムリーで5−5の同点に追いつき、サンチェスをノックアウトする。
3回表SKは1点を勝ち越すが、LGはその裏SKの2番手ウィ・ジェヨンからチョ・インソンのタイムリーで同点とする。その後両チーム無得点が続いたが、8回表SKは代打チョ・ジュングンのタイムリーで1点を勝ち越す。しかしその裏、LGはチョン・ウィユンがSKの4番手チョ・ウンチョンから逆転2点タイムリーを放つ。最後は抑えのシン・ユノがこのリードを守りきり、LGがシーソーゲームを制した。
ロッテ 15−5 ハンファ (大田)
(勝)チョ・ジョンフン 1勝 (敗)アン・ヨンミョン 2敗
(本塁打) ロッテ : シン・ミョンチョル 1・2号、イ・デホ 1・2号、パク・チンファン 1号 ハンファ : キム・テギュン 2号、イ・ボムホ 2号、スミス 3号、デービス 2号
開幕8試合で本塁打が出なかった最下位ロッテは、1回表ハンファの先発アン・ヨンミョンからシン・ミョンチョルが今季チーム初本塁打となる2ランを打ち先制する。その後ハンファは2回裏から5回裏までキム・テギュン、イ・ボムホ、スミス(元ヤクルト)、デービスら主軸に4イニング連続本塁打が飛び出すが、すべてソロ本塁打だったのが痛かった。
一方でロッテは3回表イ・デホに2ランが飛び出すと、6回表にはイ・デホがこの試合2本目となる満塁本塁打、9回表にはシン・ミョンチョルにこの試合2本目となる3ランが飛び出し、打線が大爆発し17安打で15得点と効率よく得点を奪った。先発パク・チチョルのあとを受け、2番手で4回から6回までリリーフした若手のチョ・ジョンフンがプロ初勝利をあげた。