韓国シリーズ第8戦 サムソン 2−3 現代 (ソウル・蚕室)
(勝)シン・チョリン 1勝1敗 (セーブ) チョ・ヨンジュン 2S (敗)ペ・ヨンス 1勝2敗1S
(本塁打) サムソン : キム・ジョンフン 2号 現代 : シム・ジョンス 2号、チョン・グンピョ 1号
史上初の韓国シリーズ第8戦は、蚕室(チャムシル)野球場に約2万6千人の大観衆を集め、現代がフィアリー(元千葉ロッテ)、サムソンがペ・ヨンスで始まった。だがフィアリーは1回表の途中、肩の痛みを理由にわずか17球で降板する。
現代は2回裏、シム・ジョンスの本塁打で1点を先制するが、サムソンは3回表現代の2番手ソン・シニョンからキム・ジョンフンの2ランで逆転する。その後試合は両チームともにチャンスを生かせず、無得点が続く。
そして7回裏、現代はペ・ヨンスからチョン・グンピョが2ランを打ち、3−2と逆転に成功する。この後はイ・サンヨル、シン・チョリンら現代の中継ぎ陣と、守護神チョ・ヨンジュンが1点のリードを守りきり、現代がシリーズ3勝目をあげ、シリーズ連覇に王手をかけた。
第9戦は11月1日18時からチャムシル野球場で行われる。この試合で引き分けか、サムソンが勝利し対戦成績が3勝3敗3分となった場合、第10戦は11月2日18時からチャムシル野球場で行われることとなった。