プレーオフ第4戦 サムソン 8−5 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)クォン・オジュン 1勝1S (セーブ)ペ・ヨンス 1勝1S (敗)ラス 1勝1敗
(本塁打) サムソン : ロペス 2号
プレーオフ第4戦が行なわれた蚕室(チャムシル)野球場は、2日連続で3万人の満員の大観衆を集めた。韓国シリーズ進出にあと1勝としたサムソンの先発はキム・ジヌン、もう後がないトゥサンの先発はラス(元読売)で始まった。
サムソンは1回表、プレーオフ絶好調のロペスの3ランで先制すると、その後チョ・ドンチャンのタイムリーで1点を追加する。その裏トゥサンもチェ・ギョンファンの犠牲フライで1点を返す。その後ラスはサムソン打線を抑えていくと、トゥサンは4回裏にアン・ギョンヒョンのタイムリーで1点を返し、5回裏にはサムソンの3番手クォン・オジュンからホン・ソンフンのタイムリーで4−4の同点に追いつく。
だが6回表ラスがつかまり、サムソンはカン・ドンウとキム・ジョンフンのタイムリーで2点を勝ち越す。その裏トゥサンもチャン・ウォンジンのタイムリーで1点を返すが、7回からサムソンは守護神イム・チャンヨンを投入しピンチをしのいでいく。
サムソンは9回表に代打キム・デイクのタイムリーで1点を追加すると、最後は2戦目に先発した最多勝投手ペ・ヨンスがトゥサンの反撃を断ち、見事プレーオフ3勝1敗で2年ぶりの韓国シリーズ進出を決めた。なお、プレーオフMVPには打率.462、2本塁打、6打点と大活躍したロペス(サムソン)が選ばれた。現代−サムソンの韓国シリーズ第1戦は、21日18時から水原(スウォン)公設野球場で行なわれる。