DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  準プレーオフ第1戦、アルカントゥラ、アン・ギョンヒョンの大爆発でトゥサンがまず1勝


韓国プロ野球は8日からポストシーズンに突入し、準プレーオフ第1戦キア−トゥサンが行なわれた。最近兵役逃れ問題でプロ野球人気の危機が叫ばれていたが、8日のソウル・蚕室(チャムシル)野球場には、公式戦の平均動員数を大きく上回る22262人の観衆が詰め掛け、その心配を一蹴した。第2戦は9日、キアの本拠地光州(クァンジュ)で行われる。


プレーオフ第1戦  キア 8−11 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)ラス 1勝  (敗)リオス 1敗
本塁打) キア : ソン・ジファン 1号  トゥサン : アルカントゥラ 1,2号、アン・ギョンヒョン 1,2号
ポストシーズン開幕を飾る準プレーオフ第1戦は、キアの先発がリオス、トゥサンの先発がラス(元読売)と最多勝投手同士の対決となった。2回裏トゥサンはアルカントゥラの2ランで先制すると、3回裏にチェ・ギョンファンのタイムリーで1点追加した後、アルカントゥラに2打席連続の3ランが飛び出しリオスから計6点を奪いノックアウトする。
4回表キアはパク・チェホンのタイムリーなどで3点を返すが、5回裏トゥサンはアン・ギョンヒョンがキアの3番手マニョンから3ランを放つと、アン・ギョンヒョンは7回裏4番手のイ・ガンチョルから2打席連続の2ランを打ち、11−3と大量リードを奪う。
8回表キアはマ・ヘヨンのタイムリーで1点を返しラスを降板させると、ソン・ジファンが2番手のチョン・ジェフンから3ランを放ち11−7と4点差に迫る。9回表もキアはチャン・ソンホのタイムリーで1点を返すが、最後はトゥサンの守護神ク・ジャウンに抑えられ、キアが準プレーオフ緒戦を制した。