現代 8−4 LG (ソウル・蚕室)
(勝)チョン・ミンテ 7勝13敗 (敗)キム・グァンサム 8勝6敗
(本塁打) 現代 : シム・ジョンス 20号
現代は1回表、LGの先発キム・グァンサムからシム・ジョンスが満塁本塁打を放ち先制した。シム・ジョンスは通算満塁本塁打を9本とし、キム・ギテ(SK)と並ぶ韓国プロ野球タイ記録となった。現代の先発チョン・ミンテ(元読売)は7回途中まで3失点に抑え現代が勝利し、サムソンがキアに負けたため単独首位に立った。一方LGは5連敗となり、ポストシーズン進出権が得られる4位の座が遠のいた。
キア 7−3 サムソン (大邱)
(勝)マニョン 8勝7敗 (敗)ホッジス 9勝10敗
(本塁打) キア : キム・ジョングク 10号、イ・ジョンボム 16号、ソン・ジファン 12号 サムソン : ヤン・ジュンヒョク 26号
サムソンは3回裏、キアの先発マニョンからパク・チョンホのタイムリーで1点を先制するが、その後追加点が奪えなかった。サムソンの先発ホッジス(元ヤクルト)は終盤に崩れ、7回表に3点を奪われ逆転されると、8回表にはキム・ジョングクとイ・ジョンボム(元中日)の連続本塁打などで追加点も奪われ、サムソンは痛い逆転負けを喫した。一方キアは4連勝でポストシーズン進出権が得られる4位の座を固めつつある。
トゥサン 4−15 ハンファ (大田)
(勝)ムン・ドンファン 3勝14敗 (敗)キム・ソンベ 1敗
(本塁打) トゥサン : アルカントゥラ 6号 ハンファ : デービス 19号、シン・ジョンギル 1号、イ・チャンフン 1号、イ・ヨンウ 13号
トゥサンは当初ノ・ギョンウンを先発させる予定だったが、兵役逃れ問題で警察に拘束されることとなり出場停止処分を受け、プロ入り2年目で初先発となるキム・ソンベが登板した。だが序盤からハンファ打線につかまり大量失点してしまい、結局トゥサンは大敗した。なおノ・ギョンウン以外にも、トゥサンでは4名の選手が兵役逃れ問題について警察に拘束されたため出場停止処分を受けた。
ハンファの2番ライトで出場したシン・ジョンギルは、韓国プロ野球史上12度目、かつ史上最年少となる20歳9ヶ月でサイクルヒットを達成した。シン・ジョンギルは高校卒業後2002年ロッテへ入団し、今年からハンファに移籍した。ハンファの先発ムン・ドンファンは、7月28日以来55日ぶりとなる勝ち星をあげた。
SK 1−3 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)ソン・ミンハン 8勝2敗8S (セーブ)ノ・ジャンジン 1勝12S (敗)イ・スンホ 14勝9敗
5位SKは、現在首位打者のイ・ジニョンが右足の筋肉破裂や高熱で20日から入院し欠場したこともあり、ロッテの先発ソン・ミンハンに抑えられてしまい最下位ロッテ相手に痛い黒星を喫し、4位キアの影が遠くなってしまった。なお、イ・ジニョンは兵役逃れ問題により不拘束で立件され、出場停止処分も受けた。