30日に韓国プロ野球のドラフト2次会議が行われ、注目のチョ・ソンミン(元読売)はどの球団からも指名を受けられなかった。チョ・ソンミンは1996年高麗大学卒業後、日本プロ野球の読売に入団し、通算10勝をあげたが2002年オフにひざの故障もあり退団した。その後韓国プロ野球入りを熱望したが、チョ・ソンミンは韓国プロ野球での在籍歴がないため、ドラフト会議による指名を受けなければ実現できなかった。
昨年のドラフト会議では本人がドラフト1次会議での指名を希望したこともあり、結局獲得に動く球団はなく2次会議での指名もなかった。なお、韓国のドラフト制度であるが、毎年6月にドラフト会議が行なわれ、まず1次会議で各球団1名ずつ球団本拠地がある地域が出身の有望選手を1名だけ指名し、その他の選手は出身地に関係なく2次会議で指名できるしくみになっている。