ハンファ 3−7 現代 (水原)
(勝)オ・ジェヨン 3勝2敗 (負)ソン・チャンシク 5勝3敗
(本塁打)現代 : ブランボウ 20号、パク・チンマン 7号
1回表、現代はハンファの先発ソン・チャンシクから、ブランボウの12日ぶりとなる第20号2ランで先制すると、さらにこの回パク・チンマンの3ランで追加点をあげる。2回裏現代はブランボウの犠牲フライでさらに1点を追加する。3回表ハンファは現代の先発オ・ジェヨンから1点を返し、5回表にはイ・ボムホの本塁打も出るが、現代にその裏もう1点を追加される。
その後ハンファは6回表にもう1点返したのみで、現代が序盤のリードを守りきり連敗を4で止めた。高卒ルーキーのオ・ジェヨンも6回3失点の内容で久しぶりの白星をあげた。
トゥサン 6−2 LG (ソウル・蚕室)
(勝)パク・ミョンファン 6勝1敗 (負)イ・スンホ 6勝4敗
(本塁打)トゥサン : キム・ドンジュ 9号
トゥサンは1回表、LGの先発イ・スンホからキム・ドンジュの3ランで先制すると、その後もう1点を追加する。LGもその裏、トゥサンの先発パク・ミョンファンからマーティンとチェ・ドンスのタイムリーで2点を返す。その後両チーム得点を奪えずにいたが、6回表トゥサンはアン・ギョンヒョンのタイムリーで1点を追加し、イ・スンホをノックアウトする。
8回表トゥサンはアン・ギョンヒョンの2打席連続タイムリーでもう1点を追加し、パク・ミョンファンは8回を2失点に抑えた。9回はイ・ジェヨンらが抑え、トゥサンは同じソウルを本拠地とするライバルLGに3連勝を飾った。パク・ミョンファンは8奪三振を記録し、奪三振王争い単独トップ(81個)に立った。
SK 3−6 キア (光州)
(勝)イ・ガンチョル 3勝1敗5S (セーブ)シン・ヨンウン 2勝1敗6S (負)チョ・ウンチョン 4勝3敗2S
(本塁打)SK : チェ・ジョンボム 3号 キア : チャン・ソンホ 9号
キアは5回裏、SKの先発カブレラからイ・ジョンボム(元中日)のタイムリーで1点を先制するが、6回表SKはキアの先発イ・ドンヒョンの連続四球でチャンスを作ると、チェ・ジョンボムが代わった2番手のユ・ドンフンから3ランを打ち、逆転してしまう。
だがキアは6回裏1点を返すと、7回裏SKの抑えの切り札チョ・ウンチョンからチャン・ソンホが2ランを打ち逆転に成功すると、この回もう2点を追加し6−3とリードする。その後はベテランのイ・ガンチョル、故障が癒え久しぶりに抑えとして登板したシン・ヨンウンらがSK打線を抑え、キアが逆転勝ちを収めた。シン・ヨンウンは42日ぶりにセーブをあげた。
ロッテ 4−5 サムソン (大邱)
(勝)イム・チャンヨン 1勝2敗12S (負)カン・サンス 1敗
ロッテは2回表、サムソンの先発キム・ジヌンからパク・キヒョクのタイムリーで1点を先制する。4回裏サムソンはロッテの先発ヨム・ジョンソクからヤン・ジュンヒョクのタイムリーで同点とすると、続くキム・ハンスのタイムリーで勝ち越す。だが、5回表ロッテはパク・チンファンのタイムリーで同点としキム・ジヌンをノックアウトすると、2番手チ・スンミンからソン・インホのタイムリーで3−2と逆転に成功する。
だが6回裏、サムソンはオリアリーのタイムリーで再び同点に追いつく。8回表ロッテは、サムソンの3番手クォン・オジュンからチェ・ギムンのタイムリーで4−3と再び勝ち越す。ロッテは9回裏抑えのソン・ミンハンを投入し逃げ切りを図るが、2死からセカンドのパク・チンファンがエラーした間に走者が生還し、同点に追いつかれる。
試合はこのまま延長に入り、10回裏サムソンはロッテの5番手カン・サンスからパク・チョンファンがタイムリーを放ち、4時間20分に及ぶシーソーゲームに決着をつけた。サムソンの守護神イム・チャンヨンは10回表に登板し、幸運な今季初白星をあげた。