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ロッテ　０−４　現代　　（水原）

（勝）フィアリー　３勝　　（セーブ）チョ・ヨンジュン　６Ｓ　　（負）イ・サンモク　１敗
（本塁打）現代 ： シム・ジョンス　１号、カン・グィテ　１号
現代は２回裏、昨年53本塁打を記録した主砲のシム・ジョンスが、ロッテの先発イ・サンモクから開幕11試合目にして今季初本塁打を放ち、１点を先制する。シム・ジョンスは故障で開幕戦を欠場し、８日のＬＧ戦から出場していたがなかなか調子が上がらなかった。そしてシム・ジョンスは６回裏にタイムリーを放ち、現代は１点を追加する。７回裏現代はカン・グィテのソロ本塁打で１点を追加し、先発のフィアリー（元千葉ロッテ）はロッテ打線を８回途中まで無失点に抑えた。その後は中継ぎのイ・サンヨル、守護神のチョ・ヨンジュンと完封リレーでロッテ打線を抑え、８回裏にはパク・チンマンのタイムリーでもう１点を追加した現代が６連勝を飾り、首位を堂々と走り続けている。一方ロッテは５連敗となり、すっかり勢いをなくしてしまった。

キア　７−３　ＳＫ　　（仁川・文鶴）

（勝）マニョン　１勝　　（セーブ）シン・ヨンウン　１勝１敗３Ｓ　　（負）ソン・ウンボム　１勝１敗
（本塁打）キア ： イ・ジョンボム　１号、マ・ヘヨン　１号、ホン・セワン　２号、パク・チェホン　２号　　ＳＫ ： パク・キョンワン　８号、ブリトー　２号
キアは１回表、イ・ジョンボム（元中日）が今季初本塁打となる先頭打者アーチをＳＫの先発ソン・ウンボムから放ち１点を先制すると、３回表にはマ・ヘヨン、ホン・セワン、パク・チェホンの３者連続本塁打などで一挙６点を奪う。７−０と大量リードに守られたキアの先発の新外国人マニョンは、４回裏には絶好調のＳＫのパク・キョンワンに、本塁打争いを独走する８号ソロ本塁打を、６回裏にはブリトーにソロ本塁打を打たれるが、７回以降はシン・ヨンウンらのリリーフ陣がＳＫの反撃を１点に抑え、来韓初勝利をあげた。キアは今季初の連勝で、順位をＳＫと同率の４位にまで上げた。

ＬＧ　５−２　サムソン　　（大邱）

（勝）チャン・ムンソク　２勝　　（セーブ）チン・ピルジュン　３Ｓ　　（負）ホッジス　２敗
サムソンは１回裏、ＬＧの先発チャン・ムンソクからパク・チョンホのタイムリーで１点を先制した。パク・チョンホはこのヒットで34試合連続安打のアジア新記録を達成した。だがＬＧは２回表、サムソンの先発ホッジス（元ヤクルト）からクォン・ヨングァンが同点タイムリーを打つと、続くパク・キョンスのタイムリーで２−１と逆転する。サムソンは２回裏同点に追いつくが、ＬＧは３回表キム・サンヒョンの内野ゴロの間に３塁走者が生還し、１点を勝ち越す。
その後両チームともに早めの継投で相手を無得点に抑えていくが、９回表ＬＧは主将イ・ビョンギュがサムソンの４番手ユン・ソンファンから２点タイムリーを打ち、ようやっと追加点をあげた。ＬＧは９回裏守護神チン・ピルジュンを投入しサムソン打線を抑え、接戦をものにした。ＬＧはこの勝利で２位に浮上した。

ハンファ　４−３　トゥサン　　（ソウル・蚕室）

（勝）ソン・チャンシク　１勝１敗　　（セーブ）クォン・ジュンホン　１Ｓ　　（負）イ・ギョンピル　２敗
ハンファは１回表、トゥサンの先発イ・ギョンピルから主砲キム・テギュンとチョ・ヒョンスのタイムリーにより２点を先制する。だがトゥサンはハンファの先発で高卒新人のソン・チャンシクから、正捕手ホン・ソンフンのタイムリーで２−２の同点に追いつく。すかさずハンファは２回表、大卒新人のコ・ドンジンのタイムリーで１点を勝ち越すと、デービスの犠牲フライでもう１点を追加する。
５回裏トゥサンはユン・ジェグクの犠牲フライにより４−３と１点差に迫るが、その後はベテランのハン・ヨンドク、パク・チョンジンらハンファの中継ぎ陣に抑えられた。トゥサンもイ・ジェウ、イ・ジェヨンらの中継ぎを投入し、９回表には守護神のク・ジャウンをマウンドに送るなど必死のリレーでハンファに追加点を与えなかった。ハンファは９回裏、現代から移籍してきた新守護神のクォン・ジュンホンがトゥサン打線を抑え、移籍後初セーブをあげ勝利に貢献した。ソン・チャンシクはプロ入り初勝利をあげた。負けたトゥサンは単独最下位に転落した。