トゥサン3−8LG (ソウル・蚕室)
(勝)フッタード 1勝 (負)ノ・ギョンウン 1敗
(本塁打)LG: キム・テワン 2, 3号、チョ・インソン 1, 2号
トゥサンの先発は期待の若手ノ・ギョンウン、LGの先発は新外国人のフッタード(元オリックスのウィン)。トゥサンは1回、2回表にフッタードから1点ずつを奪う。LGは2回裏新人のキム・テワンがノ・ギョンウンから2ランを放ち同点とすると、続くチョ・インソンもソロ本塁打を放ち1点を勝ち越し3−2と逆転に成功する。
そして6回裏、LGはキム・テワンがトゥサンの3番手イ・ジェウから3ランを放ちLGを突き放すと、続くチョ・インソンにもソロ本塁打が出た。5回2失点とまずまずの内容だった先発フッタードの後を受けたイ・ドンヒョン、チョン・スンナム、新人のシム・スチャンなどLG投手陣も好投し、勝利に貢献した。この試合では、キム・テワンとチョ・インソンが1試合に2度もアベックホームランを打つというオープン戦史上初の珍記録も生まれた。
SK1−4ハンファ (大田)
(勝)オ・ボンオク 1勝 (セーブ)クォン・ジュンホン 1勝2S (負)チョン・ウラム 1敗
(本塁打) ハンファ: エンジェル 2号、キム・テギュン 2号
SKの先発は若手の快速球投手オム・ジョンウク、ハンファの先発はロッテから移籍したムン・ドンファン。SKはムン・ドンファンから4回表イ・ホジュンのタイムリーで1点を先制するが、その裏ハンファはオム・ジョンウクから新外国人エンジェルのソロ本塁打で同点とする。SKは8回裏、1死2塁のピンチで投手をチョン・ウラムからイ・サンフンに交代さえたが、主砲のキム・テギュンに決勝3ランを打たれてしまった。ハンファは2番手の史上最多勝(171勝)を誇るベテランのソン・ジヌが3回無失点と好投し、3番手のオ・ボンオク、抑えのクォン・ジュンホンらもSK打線を抑え勝利に貢献した。
サムソン14−0キア (光州)
(勝)ホッジス 1勝 (負)カン・チョルミン 1勝1敗
(本塁打)サムソン: キム・ジェゴル 1号
サムソンの先発は新外国人のホッジス(元ヤクルト)、キアの先発はカン・チョルミン。1回表サムソンはチン・ガビョンのタイムリーで2点を先制すると、4回表にはシン・ドンジュのタイムリーで1点を追加する。ホッジスは安定した投球内容で5回を無失点に抑えた。サムソンは7回表、1本塁打を含む9安打の猛攻で11点を奪い、5連勝中のキアに圧勝した。
現代2−0ロッテ (釜山・社稷)
(勝)チョン・ジュンホ 1勝 (セーブ)イ・サンヨル 2S (負)チュ・ヒョングァン 2敗
現代の先発はチョン・ジュンホ、ロッテの先発はかつての左腕エースチュ・ヒョングァン。1回表現代は満塁のチャンスからシム・ジョンスの押し出し四球、イ・スンヨンのタイムリーで2点を先制する。その後は投手戦となり、現代のチョン・ジュンホは5回無失点の好投を見せ、その後チョ・ヨンジュン、イ・サンヨルらの中継ぎ、抑え投手陣がロッテ打線を寄せ付けず、現代は完封リレーでロッテに快勝した。ロッテは昨年イ・スンヨプに56号本塁打を打たれた期待の若手イ・ジョンミン、ノ・スンウク、カン・サンスらが好投したが、打線の援護がなかった。