DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  警察と練習試合

 3月6日より2017 WBC1次ラウンドに出場する韓国代表チームは4日、高尺スカイドームにて警察(兵役中のプロ野球選手が所属)と練習試合を行った。
 韓国代表は1回表に相手のミスで1点を先制し、3回表にキム・テグン(NC)、キム・ジェホ(トゥサン)のタイムリーで4点を追加した。さらに4回表にチェ・ヒョンウ(キア)、ホ・ギョンミン(トゥサン)、イ・ヨンギュ(ハンファ)のタイムリーなどで5点を追加した。先発ヤン・ヒョンジョン(キア)は4回を無失点に抑え、5回表にはソン・アソプ(ロッテ)の内野ゴロの間に1点を追加した。5回裏は2番手ウ・ギュミン(サムソン)が無失点に抑え、6回裏に3番手イム・チャンヨン(キア・元東京ヤクルト)が1点を失った。その後4番手オ・スンファン(セントルイスカーディナルズ・元阪神)が7回裏、5番手イム・チャンミン(NC)が8回裏、6番手イ・ヒョンスン(トゥサン)が9回裏を無失点に抑え、韓国代表は11−1でWBC開幕前の最後の練習試合で勝利した。打線ではキム・テギュン(ハンファ・元東京ヤクルト)が3安打と活躍。


【2017 WBC1次ラウンドA組 試合日程】

3月6日 18時半- 韓国−イスラエル
3月7日 12時- 台湾−イスラエル
    18時半- 韓国−オランダ
3月8日 18時半- オランダ−台湾
3月9日 12時- オランダ−イスラエル
    18時半- 韓国−台湾
3月10日 18時- プレーオフ2次ラウンド進出チーム決定に必要な場合のみ開催
 
※ 試合会場はすべて高尺スカイドームソウル特別市)。上位2チームは2次ラウンド・E組(3月12日より日本・東京ドームにて開催)に進出。

  カリフォルニア州で練習試合

 アメリカ合衆国カリフォルニア州でキャンプ中のKTとNCは現地時間3日(韓国時間4日)、サンバーナディーノで練習試合を行った。
 KTは1回裏にNCの先発の新外国人マンシップからハ・ジュンホの満塁本塁打で1点を先制した。KTの先発イ・サンファは3回表に1-2と逆転を許した。KTは4回裏に3-2と逆転したが、2番手シム・ジェミンが6回表に4-3と逆転を許し、7回表に1点を追加された。NCの2番手イ・ヒョンボムは6回裏まで無失点に抑えた。KTは7回裏にカン・ジャンサンからナム・テヒョクの満塁本塁打などで8点を奪い逆転し、イ・チャンジェが8回表、チェ・ウォンジェは9回表をそれぞれ無失点に抑え、12-5で勝利した。KT打線ではハ・ジュンホが3安打1本塁打2打点と活躍。

  沖縄で練習試合

 日本・沖縄県でキャンプ中のネクセンとSKは4日、SKのキャンプ地・具志川野球場で練習試合を行った。
ネクセンは2回表にSKの先発ムン・スンウォンの暴投で1点を先制し、先発バンヘッケン(元埼玉西武)は2回裏まで無失点に抑えた。ネクセンは3回表にSKの2番手ムン・グァンウンからチェ・テインの2ランでリードを広げた。SKは3回裏にネクセンの2番手シン・ジェヨンから新外国人ワースの本塁打で1点を返した。ネクセンは4回表にイム・ビョンウクのタイムリーで1点、5回表にSKの3番手パク・セウンからコ・ジョンウクのタイムリーで2点を追加した。ネクセンは6回表にもユン・ソンミンの2ランで追加点をあげ、7回表にSKの4番手チェ・ビョンニョンからキム・ウンビンのタイムリーで1点を追加した。SKは8回裏にネクセンの3番手オ・ジュウォンからキム・ドンヨプの本塁打で1点を返し、5番手パク・チョンべ、6番手パク・チョンフンが追加点を与えなかった。4番手キム・セヒョンは9回裏を無失点に抑え、ネクセンが9-2で勝利した。

  沖縄で練習試合

 日本・沖縄県でキャンプ中のキアとサムソンは4日、サムソンのキャンプ地・赤間ボールパーク(恩納村)で練習試合を行った。
キアは1回表にサムソンの先発チェ・チュンヨンから新外国人バーナディーナの先頭打者本塁打、アン・チホンのタイムリーで2点を先制した。キアの先発キム・ジヌは2回裏まで、2番手ソン・ドンウクは3回裏、3番手キム・グァンスは4回裏をそれぞれ無失点に抑えた。サムソンの2番手キム・ドンホは5回表まで無失点に抑え、5回裏、キアの4番手コ・ヒョジュンから新外国人ラフの本塁打で1点を返し、3番手の高卒新人チャン・ジフンも6回表を無失点に抑えた。サムソンは6回裏にキアの5番手キム・ヒョンジュンからク・ジャウク、チェ・ウォンジェの連続犠牲フライなどで4-2と逆転した。キアは7回表にサムソンの4番手パク・ミンギュからキム・ソンビンの2点タイムリーで4-4の同点に追いついた。キアの6番手の大卒新人パク・チンテは7回裏、サムソンの5番手キム・デウは8回表を無失点に抑えた。サムソンは8回裏にキアの7番手イム・ギヨンからソン・ウィジュン、チェ・ヨンジン、キム・ホンゴンのタイムリー、カン・ハヌルの犠牲フライで4点を勝ち越し、6番手キム・スンヒョンが9回表を無失点に抑え8-4で勝利した。
(文責:ふるりん