DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  WBCキューバ代表との親善試合で2連勝

 3月6日より2017 WBC1次ラウンド・プールAに出場する韓国代表チームは26日、25日に続いて高尺スカイドームWBCキューバ代表と親善試合を行った。
 韓国代表の先発ヤン・ヒョンジョン(キア)は3回裏にロエル・サントス、アルフレッド・デスパイネのタイムリーで2点を先制された。韓国代表は4回裏から2番手イム・チャンミン(NC)に交代し、韓国代表は5回表、キューバ代表の先発ウラディミール・バノスからイ・ヨンギュ(ハンファ)のタイムリーで1点を返した。3番手パク・ヒィスは5回裏を無失点に抑えた。だが4番手チャン・シファン(KT)は6回裏にフラン・モレホンのタイムリーで1点を追加された。
 韓国代表は7回表、キューバ代表の3番手アンヘル・ガルシアから相手の悪送球で1点を返し、イ・ヨンギュ(ハンファ)のタイムリーで3-3の同点に追いついた。さらにパク・ソンミン(NC)のタイムリーで4-3と逆転し、代わったキューバの4番手ミゲル・ラエラからミン・ビョンホン(トゥサン)の犠牲フライ、ソン・アソプ(ロッテ)のタイムリーで3点を追加した。チャン・シファンは7回裏にフレデリク・セペダのタイムリーで1点を返されたが、韓国の5番手シム・チャンミン(サムソン)は8回裏を無失点に抑えた。韓国の6番手ウォン・ジョンヒョン(NC)は9回裏にセペダ、ユリシベル・グラシアルのタイムリーで2点を返されたが、同点には追い付かれず7-6で勝利し、キューバとの親善試合を2連勝で終えた。韓国打線ではソン・アソプが4安打1打点と活躍。
 韓国代表は28日に高尺スカイドームWBCオーストラリア代表と親善試合を行う。

  オリックスと練習試合

 日本・宮崎県でキャンプ中のトゥサンは26日、日本プロ野球オリックスとSOKKENスタジアム(宮崎市)で練習試合を行った。
 トゥサンの先発アン・ギュヨンは1回裏に4点を先制されたが、打線は3回表にキム・ジェファン、クク・ヘソン、パク・セヒョクのタイムリーで3点を返した。トゥサンの2番手の大卒新人キム・ミョンシンは1点を追加されたが、4回表キム・ミンヒョク、エバンス(元東北楽天)の本塁打で6-5と逆転し、5回表にチョン・ジンホのタイムリーで1点を追加した。トゥサンの3番手イ・ヒョンホは6回裏を無失点に抑えたが、4番手チョ・スンスは7回裏に7-7の同点に追い付かれると、代わった5番手チャン・ミニクは5点を勝ち越された。6番手コ・ボンジェは8回裏に1点を追加され、トゥサンは7-13で敗れた。打線ではチェ・ジュファンが3安打と活躍。

  カリフォルニア州で練習試合

 アメリカ合衆国カリフォルニア州でキャンプ中のNCとKTは現地時間25日(韓国時間26日)、ランチョクカモンガで練習試合を行った。
 NCの先発の新外国人マンシップは2回を1失点、KTの先発コ・ヨンピョは3回を1失点に抑えた。KTは4回表シム・ウジュンの走者一掃となるタイムリーで3点を勝ち越し、2番手チョン・ソンゴンも5回裏まで無失点に抑えた。NCの3番手イ・ヒョンボム、4番手チャン・ヒョンシクは好投し、打線は4-4の同点に追いついた。しかしKTは9回裏、NCのキム・ジンソンの暴投により5-4でサヨナラ勝ちした。

  WBCオランダ代表と練習試合

 アメリカ合衆国アリゾナ州でキャンプ中のLGは現地時間25日(韓国時間26日)、WBCオランダ代表と練習試合を行った。
 LGの先発キム・デヒョンは4回まで1失点に抑え、その後チェ・ソンフン、イ・チャンホ、チン・ヘス、イ・ドンヒョンらが登板した。打線は8回表、4-4の場面でヤン・ソックァンの走者一掃の3点タイムリーで勝ち越し、7-4で勝利した。

  練習試合は雨天中止

 日本・沖縄県でキャンプ中のハンファとロッテは26日、ハンファのキャンプ地・東風平運動公園野球場で練習試合を行う予定だったが雨天中止となった。
(文責:ふるりん