4位ＬＧ、2年ぶりのポストシーズン進出確定
ハンファ １３−５ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）カスティーヨ ７勝４敗 （敗）アン・ギュヨン １勝２敗
（本塁打） ハンファ ： キム・テギュン ２２号 トゥサン ： エバンス ２４号
ハンファは1回表、トゥサンの先発アン・ギュヨンから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで1点を先制し、2回表1番チョン・グヌのタイムリー、2番ヤン・ソンウの犠牲フライで2点、4回表、トゥサンの2番手の大卒新人コ・ボンジェから3番ソン・グァンミンのタイムリー、キム・テギュンの犠牲フライ、5番イ・ソンヨルのタイムリーで3点を追加した。トゥサンは4回裏、ハンファの先発カスティーヨから7番クク・ヘソン、8番ホ・ギョンミンのタイムリーで3点を返した。ハンファは5回表、トゥサンの3番手ユン・ミョンジュンからチョン・グヌのタイムリー、キム・テギュンの2試合連続本塁打などで5点を追加した。
ハンファは6回表、トゥサンの4番手キム・ソンベから9番ホ・ドファンのタイムリーで1点、7回表、トゥサンの5番手イ・ヨンホからイ・ソンヨルのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは7回裏、ハンファの2番手シム・スチャンから2番チェ・ジュファンのタイムリーで1点、8回裏6番エバンス(元東北楽天)の本塁打で1点を返した。トゥサンの6番手パク・ソンミンは追加点を与えなかった。4番手チョン・ウラムが9回裏を無失点に抑え、ハンファが勝利しロッテを抜いて7位に浮上した。6回を3失点に抑えたカスティーヨは7勝目。ハンファ打線ではキム・テギュンが4安打1本塁打4打点、チョン・グヌが3安打3打点、イ・ソンヨルが3安打2打点と活躍。すでに公式戦優勝を決めているトゥサンは先発アン・ギュヨンが3回途中で降板し、投手陣が崩壊した。
ＬＧ １０−３ サムソン （大邱）
（勝）ハフ ７勝２敗 （敗）フランデ ２勝６敗
（本塁打） ＬＧ ： ムン・ソンジェ ６，７号
サムソンは1回裏、ＬＧの先発ハフから4番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を先制した。ＬＧは2回表、サムソンの先発フランデから6番ヤン・ソックアン、8番ユ・ガンナムのタイムリーなどで3-1と逆転し、3回表4番ヒメネスのタイムリーで1点、5回表2番ムン・ソンジェの本塁打で1点を追加した。サムソンは6回表から2番手クォン・オジュンを登板させ、6回裏チェ・ヒョンウのタイムリーで2点を返し、ここでＬＧは2番手チン・ヘス、3番手キム・ジヨンと継投策をとった。ＬＧは7回表、サムソンの3番手パク・クンホンからチャンスを作ると、代わった4番手シン・ヨンウン、5番手キム・ヒョヌから5番オ・ジファン、ヤン・ソックァンのタイムリー、代打チョン・ソンフンの犠牲フライで4点を追加した。
ＬＧは8回表ムン・ソンジェのこの試合2本目の本塁打で1点を追加し、4番手ユン・ジウンは8回裏を無失点に抑えた。サムソンの6番手の大卒新人キム・スンヒョンは9回表を無失点に抑えた。5番手イム・ジョンウは9回裏を無失点に抑え、4位ＬＧが勝利し、2014年以来2年ぶりとなるポストシーズン進出（公式戦5位以上）を確定させた。6回途中まで3失点に抑えたハフが7勝目。ＬＧ打線ではヤン・ソックァンが3安打3打点、ムン・ソンジェが2本塁打2打点と活躍。対照的にサムソンは先発フランデが5回5失点など投手陣が振るわず3連敗となりハンファに抜かれ9位に後退し、公式戦5位以上の可能性が消滅し2009年以来7年ぶりにポストシーズン・韓国シリーズ進出に失敗した。サムソン打線ではチェ・ヒョンウが3打点と活躍。
ＫＴ ６−９ キア （光州）
（勝）ヤン・ヒョンジョン １０勝１２敗 （セーブ）イム・チャンヨン ３勝３敗１４Ｓ （敗）チョン・デヒョン ３勝１０敗
ＫＴは1回表、キアの先発ヤン・ヒョンジョンから4番イ・ジニョンの犠牲フライで1点を先制した。キアは1回裏、ＫＴの先発チョン・デヒョンから4番ナ・ジワン、5番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)、8番ハン・スンテクのタイムリーなどで6-1と逆転した。ＫＴは2回裏から2番手チョ・ムグンを登板させ、3回表3番ユ・ハンジュンの犠牲フライ、イ・ジニョンの内野ゴロの間に2点を返した。キアは5回裏、ＫＴの3番手チョン・ソンゴンから7番キム・ホリョンのタイムリーで1点を追加した。ＫＴは6回表6番シム・ウジュンへの押し出しの四球、8番イ・ヘチャンの犠牲フライで2点を返し、ここでキアは2番手キム・ジヌを登板させた。キアは6回裏、ＫＴの4番手イ・サンファから3番キム・ジュチャンのタイムリーで1点を追加し、3番手ユン・ソンミンは7回表を無失点に抑えた。
ＫＴは7回裏から5番手ホン・ソンヨンを登板させ、8回表、キアの4番手コ・ヒョジュンからチャンスを作ると、代わった5番手イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)からイ・ヘチャンのタイムリーで1点を返した。キアは8回裏、ＫＴの6番手オム・サンベクからチャンスを作り、代わった7番手ペ・ウヨルから途中出場の6番イ・ホシンのタイムリーで1点を追加した。イム・チャンヨンは9回表を無失点に抑え、5位キアが勝利した。6回途中まで5失点だったがヤン・ヒョンジョンは打線の援護もあり2014年以降3年連続2ケタ勝利となる10勝目。キア打線では2番キム・ソンビンが3安打と活躍。最下位ＫＴは先発チョン・デヒョンが1回6失点と早期降板でまたもや主導権を握れず5連敗。ＫＴ打線ではユ・ハンジュンが3安打1打点と活躍。
