DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   6位LG6連敗から脱出

 
トゥサン 3−4 NC  (馬山)
(勝)パク・チヌ 1勝  (セーブ)カン・ユング 7勝3敗1S  (敗)パク・シンジ 1敗
本塁打) NC : スクラッグス 25号
 トゥサンは3回表にNCの先発王維中から3番パク・コヌのタイムリーで1点を先制し、6回表に代打キム・ジェファンのタイムリーで1点を追加した。NCは6回裏にトゥサンの先発フランコフから3番ナ・ソンボムの犠牲フライで1点を返した。トゥサンの2番手キム・スンフェは7回裏を無失点に抑えた。NCは8回裏にトゥサンの3番手チャン・ウォンジュンからチャンスを作ると、代わった4番手の高卒新人パク・シンジから5番スクラッグスの本塁打で4-2と逆転した。
 トゥサンは9回表にNCの2番手パク・チヌからチャンスを作り、代わった3番手カン・ユングから代打チェ・ジュファンの犠牲フライで1点を返した。だが反撃も及ばず9位NCが勝利し4連敗から脱出した。パク・チヌは2015年5月以来の勝利。カン・ユングはヒーローズ在籍時の2009年8月以来のセーブ。首位トゥサンではフランコフが6回を1失点に抑えるも打線がつながらなかった。トゥサン打線ではパク・コヌが3安打1打点と活躍。


SK 0−4 ネクセン  (ソウル・高尺)
(勝)ハン・ヒョンヒィ 10勝7敗  (敗)ムン・スンウォン 7勝9敗
 ネクセンは1回裏にSKの先発ムン・スンウォンから4番キム・ハソンのタイムリーで1点を先制し、3回裏にキム・ハソンの併殺打の間に1点を追加した。ネクセンの先発ハン・ヒョンヒィは無失点を続け、6回裏に6番サンズのタイムリーで2点を追加しムン・スンウォンをノックアウトした。SKの2番手チョン・ヨンイルは追加点を与えなかった。ネクセンは7回表から2番手イ・サンミンを登板させた。
 SKの3番手キム・テフンは7回裏、ネクセンの3番手ユン・ヨンサムは8回表、SKの4番手チョン・ユスは8回裏をそれぞれ無失点に抑えた。4番手キム・サンスは9回表に相手の反撃を断ち、4位ネクセンが完封リレーで勝利した。6回を無失点に抑えたハン・ヒョンヒィは2015年以来となる2ケタ勝利の10勝目。2位SKではムン・スンウォンが6回途中4失点で降板し打線が沈黙した。


キア 6−8 ハンファ  (大田)
(勝)ソン・ウンボム 5勝3敗1S  (セーブ)チョン・ウラム 5勝3敗34S  (敗)キム・ユンドン 6勝6敗3S
本塁打) キア : イ・ボムホ 18号  ハンファ : カン・ギョンハク 5号、ソン・グァンミン 17号
 ハンファは1回裏にキアの先発イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)から4番ホイングの内野ゴロの間に1点を先制した。キアは2回表にハンファの先発キム・ジニョンから5番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打で3-1と逆転し、代わったハンファの2番手キム・ミヌから9番イ・ミョンギのタイムリーで1点を追加した。ハンファは4回裏に6番ヤン・ソンウのタイムリー、8番カン・ギョンハクの本塁打で4-4の同点に追いついた。キアは5回表に3番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を勝ち越し、5回裏途中から2番手イム・ギジュンを登板させた。3番手クォン・ヒョクは追加点を与えず、ハンファは6回裏にキアの3番手キム・ユンドンからチャンスを作ると、代わった4番手パット・ディーンから3番ソン・グァンミンの満塁本塁打で逆転した。
 ハンファの4番手ソン・ウンボムは7回表まで無失点に抑え、キアの5番手キム・セヒョンは7回裏に追加点を与えなかった。ハンファは8回表から5番手イ・テヤンを登板させた。キアの6番手チョン・サンヒョン、7番手イ・ミヌは追加点を与えなかった。キアは9回表にハンファの6番手チョン・ウラムから代打キム・ジュチャンの犠牲フライで1点を返したが、反撃もここまでで3位ハンファが勝利した。ハンファ打線では1番チョン・グヌと7番ハ・ジュソクが3安打と活躍。5位キアは連勝が3で止まった。キア打線ではチェ・ヒョンウが3安打1打点と活躍。


KT 4−5 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)シン・ジョンナク 3勝4敗  (敗)キム・ジェユン 6勝5敗14S
本塁打) LG : ヤン・ソックァン 21号
 LGは1回裏にKTの先発ニッパートから2番イ・チョヌンのタイムリー、3番チェ・ウンソンの犠牲フライで2点を先制し、3回裏に3番ソ・サンウのタイムリーで1点を追加した。KTは6回表にLGの先発ウィルソンから4番ロハスへの押し出しの四球で1点を返した。KTは7回裏から2番手チョン・ソンゴン、3番手オム・サンベクと継投策をとり、8回表にLGの2番手チョン・チャンホンから5番ファン・ジェギュンの走者一掃の3点タイムリーで4-3と逆転した。LGは8回裏にKTの4番手チュ・グォンから6番ヤン・ソックァンの本塁打で4-4の同点に追いついた。
 KTの5番手コ・チャンソン、6番手ホン・ソンヨンは無失点に抑えた。試合はこのあと延長戦に突入し、KTは10回表にチャンスを作ったが、LGの4番手シン・ジョンナクが無失点に抑えた。6位LGは10回裏にKTの7番手キム・ジェユンから8番ユ・ガンナムのタイムリーでサヨナラ勝ちし、最近の6連敗から脱出した。LG打線ではヤン・ソックァンが3安打1本塁打1打点と活躍。最下位KT打線で2番シム・ウジュンが3安打と活躍。


ロッテ 2−5 サムソン  (大邱
(勝)ウ・ギュミン 4勝1敗  (セーブ)チェ・チュンヨン 2勝6敗7S  (敗)ク・スンミン 6勝3敗
本塁打) サムソン : ラフ 27号
 サムソンは1回裏にロッテの先発ノ・ギョンウンから4番ラフのタイムリーで2点を先制した。ロッテは3回表にサムソンの先発ボニーヤから5番チェ・テインの2点タイムリーで同点に追いついた。サムソンは6回表途中から2番手クォン・オジュンを登板させた。サムソンの3番手ウ・ギュミンは8回表まで無失点に抑えた。
 サムソンは8回裏にロッテの3番手ク・スンミンから3番ク・ジャウクのタイムリーで1点を勝ち越し、代わった4番手オ・ヒョンテクから4番ラフの本塁打で2点を追加した。4番手チェ・チュンヨンは9回表に相手の反撃を断ち、7位サムソンが勝利した。サムソン打線ではラフが1本塁打4打点と活躍。8位ロッテは連勝が4で止まった。