KT 2−9 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)チャン・ウォンジュン 15勝6敗 (セーブ)ユン・ミョンジュン 4勝2S (敗)チュ・グォン 6勝7敗
(本塁打) KT : キム・ドンミョン 3号 トゥサン : オ・ジェイル 26号
試合はトゥサンの先発チャン・ウォンジュン、KTの先発チュ・グォンの投手戦となり5回まで互いに無得点が続いた。KTは6回表6番オ・ジョンボクのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは6回裏3番オ・ジェイルの2ランで逆転し、この回代わったKTの2番手コ・ヨンピョからチャンスを作ると、さらに代わった3番手イ・チャンジェから相手のエラーで1点を追加した。そして7回表から2番手イ・ヨンチャンを登板させ、7回裏、KTの4番手ペ・ウヨルからチャンスを作り、代わった5番手ホン・ソンヨンから代打イ・ウォンソクの2014年8月以来の打点となる犠牲フライで1点を追加した。
トゥサンは8回表から3番手ユン・ミョンジュンを登板させ、8回裏、KTの5番手オム・サンベク、6番手チョ・ムグンから7番オ・ジェウォン、8番ホ・ギョンミン、9番キム・ジェホ、1番パク・コヌのタイムリーで5点を追加した。KTは9回表代打キム・ドンミョンの本塁打で1点を返したが、トゥサンが勝利し9連勝となり、1995年以来となる公式戦優勝を果たした。6回を1失点に抑えたチャン・ウォンジュンは15勝目。打線ではホ・ギョンミンが3安打2打点と活躍。
2015年は公式戦3位でポストシーズンに出場し、準プレーオフからの勝ち上がりだったトゥサンの韓国シリーズ優勝であったが、公式戦優勝チームとしてチーム史上初の同シリーズ連覇に臨むこととなる(日時未定の韓国シリーズではプレーオフ勝者と対戦)。敗れた最下位KTは先制してもトゥサンの勢いを止められず、一軍参入後2年目のシーズンでチーム史上初めて公式戦優勝の瞬間を見せつけられ、今後の糧として生かさなければならない。
NC 7−2 ハンファ (大田)
(勝)イ・ジェハク 10勝4敗 (敗)カスティーヨ 6勝4敗
(本塁打) NC : ィ・ホジュン 20号 ハンファ : ロサリオ 33号
NCは2回表、ハンファの先発イ・ジェウから5番ィ・ホジュンの本塁打で1点を先制した。ハンファは2回裏、NCの先発イ・ジェハクから5番ロサリオの2ランで逆転した。NCは6回表、ハンファの2番手カスティーヨから4番テームズのタイムリー、相手の暴投で3-2と逆転し、6回裏途中から2番手イム・チャンミンを登板させた。さらに7回表、ハンファの3番手シム・スチャンから9番キム・テグン、2番パク・ミヌのタイムリーで2点を追加した。NCは8回裏から3番手ウォン・ジョンヒョンを登板させ、9回表、ハンファの4番手チョン・ジェウォンからテームズのタイムリーで2点を追加した。
4番手イ・ミンホが9回裏を無失点に抑えNCが勝利したが、トゥサンがKTに勝って自力で公式戦優勝を決めてしまい、公式戦2位以下が確定した。一軍参入後4年目のシーズンは、2014年、2015年と勝てなかったポストシーズンの壁を乗り越えて初の韓国シリーズ出場を目指すことになる。6回途中まで2失点に抑えたイ・ジェハクは2013年以降4年連続の2ケタ勝利となる10勝目。NC打線ではパク・ミヌが3安打2打点、テームズが3打点と活躍。8位ハンファは3回表途中からカスティーヨを登板させる早めの継投策も実を結ばずに5連敗。