ＬＧ １６−８ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）チェ・ドンファン １勝 （敗）ボウデン ６勝２敗
（本塁打） トゥサン ： パク・コヌ ５号
トゥサンは1回裏、プロ6年目で一軍初登板にして初先発となったＬＧの先発イ・ヨンジェから1番パク・コヌの先頭打者本塁打で1点を先制し、イ・ヨンジェは1死も取れず2番手チェ・ドンファンに交代した。トゥサンはこの回7番ホ・ギョンミン、8番パク・セヒョクのタイムリー、相手の暴投でさらに4点を奪った。ＬＧは2回表、トゥサンの先発ボウデン(元埼玉西武)から5番チェ・ウンソン、7番キム・ヨンウィ、8番ユ・ガンナムのタイムリーで4点を返すと、3回表6番ソン・ジュイン、ユ・ガンナムのタイムリーで7-5と逆転し、ボウデンをノックアウトした。ＬＧは4回表、トゥサンの2番手チン・ヤゴプから4番ヒメネスのタイムリーで1点、6回表3番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を追加した。
トゥサンは6回裏、ＬＧの3番手チョン・ヒョヌクからパク・コヌのタイムリーで2点、代わった4番手チン・ヘスから2番オ・ジェウォンの内野ゴロの間に1点を返した。ＬＧは7回表、トゥサンの3番手ホン・ヨンヒョンからチャンスを作ると、代わった4番手イ・ヒョンホからユ・ガンナムのタイムリー、9番オ・ジファンの犠牲フライ、相手の暴投で3点を追加し、5番手シン・スンヒョンも7回裏を無失点に抑えた。ＬＧは8回表途中出場の6番ファンモク・チスン、途中出場の7番イ・ビョンギュ(背番号7)、ユ・ガンナムのタイムリー、オ・ジファンの犠牲フライで4点を追加した。
トゥサンの5番手ユン・ミョンジュンは9回表を無失点に抑えた。ＬＧの6番手ユン・ジウンは相手の反撃を断ち、ＬＧが4連敗から脱出した。チェ・ドンファンは2009年４月以来の勝利投手。20安打と爆発した打線ではユ・ガンナムが4安打6打点、ヒメネスが4安打1打点、チェ・ウンソンが3安打1打点と活躍。首位トゥサンは先発ボウデンが3回途中7失点で降板し、連勝は5で止まった。トゥサン打線ではパク・コヌが3安打1本塁打3打点と活躍。
ＮＣ ９−８ キア （光州）
（勝）チェ・グムガン ４勝１敗 （セーブ）イム・チャンミン １１Ｓ （敗）ホン・ゴンヒィ ２敗
（本塁打） ＮＣ ： チ・ソックン ５号 キア ： イ・ボムホ ８号、キム・ジュチャン ６号
ＮＣは4回表、キアの先発チョン・ヨンウンから相手の暴投、1番イ・ジョンウクのタイムリーで3点を先制した。キアも4回裏、ＮＣの先発イ・テヤンから4番ナ・ジワンのタイムリーで2点を返し、6番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の内野ゴロの間に3-3の同点に追いついた。ＮＣは5回表、キアの2番手チェ・ヨンピルから6番チ・ソックンの2ランで勝ち越した。キアは6回裏イ・ボムホの2ランで5-5の同点に追いつき、3番手シム・ドンソプが7回表まで無失点に抑えた。キアは7回裏、ＮＣの2番手キム・ジンソンから3番キム・ジュチャンの本塁打で逆転した。
ＮＣは8回表、キアの4番手ホン・ゴンヒィ、5番手キム・グァンスからイ・ジョンウク、2番パク・ミヌ、5番チョ・ヨンフンのタイムリーで9-6と逆転した。キアも8回裏、ＮＣの4番手パク・ミンソクからチャンスを作ると、代わった5番手イム・ジョンホ、6番手イム・チャンミンから代打キム・ジュヒョンのタイムリー、キム・ジュチャンの犠牲フライで1点差に迫った。イム・チャンミンは1点差を守りきり、2位ＮＣが3連勝となった。7回裏に登板した3番手チェ・グムガンが4勝目。ＮＣ打線ではイ・ジョンウクが3安打4打点と活躍。3連敗となった8位キアではキム・ジュチャンが3安打1本塁打2打点と活躍。
サムソン ９−６ ＳＫ （仁川）
（勝）ユン・ソンファン ７勝１敗 （敗）セッドン ５勝４敗
（本塁打） サムソン ： チェ・ヒョンウ １１号 ＳＫ ： チェ・ジョン １３，１４号、ゴメス ６号
サムソンは1回表、ＳＫの先発セッドン(セドン・元読売)から5番チョ・ドンチャンのタイムリーで2点を先制した。2回表にはセッドン、代わったＳＫの2番手チョン・ユスから相手のエラー、1番ペ・ヨンソプ、3番イ・スンヨプ(元オリックス)、6番パク・ハニのタイムリーなどで6点を追加した。ＳＫの3番手キム・スンフェは4回表から6回表まで無失点に抑え、6回裏、サムソンの先発ユン・ソンファンから3番チェ・ジョンの本塁打で2点を返した。プロ初登板となった4番手の大卒新人キム・ジュハンも7回表を無失点に抑え、7回裏7番ゴメスの本塁打で2点を返した。
サムソンは8回表、ＳＫの5番手シン・ジェウンから4番チェ・ヒョンウの本塁打で1点を追加した。ＳＫは8回裏、サムソンの2番手アン・ジマンからチェ・ジョンの2打席連続本塁打で1点を返し、6番手チェ・ビョンニョンも9回表を無失点に抑えた。ＳＫは9回裏、サムソンの4番手シム・チャンミンから1番イ・ミョンギのタイムリーで1点を返したが、サムソンが逃げ切り勝利した。7回を4失点に抑えたユン・ソンファンが7勝目。サムソン打線ではチョ・ドンチャンが3打点、チェ・ヒョンウが3安打1本塁打1打点、9番キム・ジェヒョンが3安打と活躍。ＳＫは先発セッドンが2回途中で降板し、打線の反撃も及ばなかった。ＳＫ打線ではチェ・ジョンが4安打2本塁打3打点と活躍。
ネクセン ５−２ ＫＴ （水原）
（勝）コエロ ５勝４敗 （敗）チョン・デヒョン １勝３敗
（本塁打） ネクセン ： ユン・ソンミン １号、キム・ハソン ９号 ＫＴ ： キム・サンヒョン ９号
ネクセンの先発コエロ、ＫＴの先発チョン・デヒョンが5回まで互いに無失点に抑えた。ネクセンは6回表4番ユン・ソンミンの3ランで先制し、6回裏から2番手キム・ジョンフン、3番手イ・ボグンと継投策をとった。ＫＴは8回表から2番手シム・ジェミンを登板させ、8回裏、ネクセンの4番手キム・テッキョンから5番キム・サンヒョンの本塁打で1点を返した。
ネクセンは9回表、ＫＴの3番手チョ・ムグンから6番キム・ハソンの2ランでリードを広げた。ＫＴは9回裏、ネクセンの5番手キム・セヒョンから4番イ・ジニョンのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまででネクセンが勝利した。5回を無失点に抑えたコエロが5勝目。ＫＴは先発チョン・デヒョンが7回まで3失点と好投したが打線がつながらなかった。
ロッテ ２−９ ハンファ （大田）
（勝）ロジャース ２勝３敗 （敗）イ・ソンミン ４勝４敗
（本塁打） ロッテ ： ソン・アソプ ５号 ハンファ ： キム・テギュン ３号、ハ・ジュソク ４号
ロッテは1回表、ハンファの先発ロジャースから1番ソン・アソプの先頭打者本塁打で1点を先制した。ハンファは1回裏、ロッテの先発イ・ソンミンから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の2ランで逆転した。さらに4回裏5番ロサリオ、6番ヤン・ソンウのタイムリー、7番ハ・ジュソクの3ランで5点、6回裏、ロッテの2番手カン・スンヒョンから9番チョ・インソン、1番チョン・グヌのタイムリーで2点を追加した。
ロッテは7回表7番キム・サンホのタイムリーで1点を返し、3番手パク・シヨンも無失点に抑えた。ロジャースは9回表もマウンドに上がり三者凡退に抑え、最下位ハンファが2016年シーズン初の4連勝、同一カード3連勝と調子を取り戻してきた。ロジャースは2016年シーズン、チーム初完投で2勝目をあげた。ロッテは先発イ・ソンミンが4回途中7失点と打たれ3連敗。
