2015年 準プレーオフ 第１戦
ネクセン ３−４ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）イ・ヒョンスン １勝 （敗）キム・テッキョン １敗
（本塁打） ネクセン ： パク・トンウォン １号、パク・ピョンホ １号
公式戦3位・トゥサンとワイルドカード決定戦で勝利したネクセンとの準プレーオフ第1戦、人気女性アイドルグループ・シスターのメンバー、ヒョリンの始球式で幕を開けた。
トゥサンは1回裏、ネクセンの先発ヤン・フンから2アウト満塁のチャンスをつくったが、6番オ・ジェウォンが三振に倒れた。ネクセンは2回表のチャンスは逃したが、3回表、トゥサンの先発ニッパートから9番パク・トンウォンのプロ7年目でのポストシーズン初本塁打で1点を先制した。ヤン・フンは無失点を続け、ネクセンは6回表4番パク・ピョンホの本塁打で1点を追加した。トゥサンは6回裏ノーアウト1,3塁のチャンスで3番ミン・ビョンホンの内野ゴロの間に1点を返した。ここでネクセンは2番手ソン・スンナクを登板させ、同点打を許さなかった。
トゥサンは7回裏ソン・スンナクから1アウト1,3塁のチャンスで1番チョン・スビンのタイムリーで2-2の同点に追いついた。ここでネクセンは3番手ハン・ヒョンヒィを登板させ、逆転打を許さなかった。そして8回表、トゥサンの2番手ハム・トクチュからチャンスをつくると、代わった3番手スウォーザックからパク・ピョンホの犠牲フライで1点を勝ち越した。だがスウォーザックは9回表無失点に抑え、味方の援護を待った。
トゥサンは9回裏、ネクセンの4番手チョ・サンウから連続四死球で満塁のチャンスをつくり、2アウトとなったが4番キム・ヒョンスへの押し出しの四球で3-3の同点に追いつき、試合は延長に突入した。トゥサンは10回表途中から4番手イ・ヒョンスンが登板し勝ち越し点を許さなかった。すると10回裏、ネクセンの5番手の高卒新人キム・テッキョンから途中出場の7番チェ・ジュファンが2塁打で出塁すると、代打パク・コヌがプロ7年目でのポストシーズン初打点となるタイムリーでサヨナラ勝ちし、試合終盤からの雨が舞い落ちる中トゥサンが延長戦を制した。
準プレーオフ第2戦は蚕室野球場にて11日14時より開始され、予告先発はトゥサンがチャン・ウォンジュン(12勝12敗)、ネクセンがフィアベンド(13勝11敗)と発表された。
（文責 ： ふるりん）
