サムソン 9−10 ハンファ (大田)
(勝)クォン・ヒョク 9勝10敗15S (敗)パク・クンホン 2勝1敗
(本塁打) サムソン : ナバーロ 35号 ハンファ : チェ・ジンヘン 15号、キム・フェソン 11号、キム・ギョンオン 14号、フォックス 2号
サムソンは1回表、ハンファの先発アン・ヨンミョンから3番ナバーロの3ラン、5番パク・ソンミン、6番イ・スンヨプ(元オリックス)のタイムリーで5点を先制した。ヨンミョンは1アウトも取れずノックアウトされ、2番手キム・ギヒョンに交代となった。ハンファは2回裏、サムソンの先発チャン・ウォンサムから5番チェ・ジンヘンの2ラン、1番イ・ヨンギュのタイムリーで3点を返した。サムソンは3回表、ハンファの3番手ソン・チャンシクから1番ク・ジャウクのタイムリーなどで2点、4回表、ハンファの4番手パク・チョンジンからイ・スンヨプのタイムリーで1点を追加した。ハンファは6回裏、サムソンの2番手シム・チャンミンから途中出場の2番キム・フェソンの3ランで反撃し、7回裏、サムソンの3番手アン・ジマンから6番キム・ギョンオンの2ラン、8番フォックスの本塁打で9-8と逆転した。
サムソンは9回表、ハンファの5番手の高卒新人キム・ミヌから代打イ・ジヨンのタイムリーで9-9の同点に追いつき、4番手イム・チャンヨン(元東京ヤクルト)が抑え、試合は延長に突入した。ハンファの6番手クォン・ヒョクは勝ち越し点を与えず、11回裏、サムソンの5番手パク・クンホンから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーでサヨナラ勝ちし、5時間以上の激闘を制した。打線ではフォックスが4安打1打点、イ・ヨンギュ、キム・テギュンが3安打1打点と活躍。首位サムソンは5点のリードをリリーフ陣が守れなかった。打線ではイ・スンヨプが4安打2打点と活躍。
LG 6−1 NC (馬山)
(勝)チン・ヘス 2勝 (敗)イム・チャンミン 1勝4敗27S
(本塁打) LG : ヒメネス 5号
NCは1回裏、LGの先発ルーカス・ハレルから4番テームズの内野ゴロの間に1点を先制した。LGは4回表、NCの先発スチュアートから4番ヒメネスの本塁打で1-1の同点に追いついた。ルーカス、スチュアートともに7回を1失点と好投し、8回からNCはチェ・グムガン、イム・ジョンホ、キム・ジンソンの継投、LGはチン・ヘスによりそれぞれ無失点に抑え、試合は延長に突入した。
LGは10回表、NCの5番手イム・チャンミンから5番ソ・サンウのタイムリーで1点を勝ち越し、代わったNCの6番手イ・ミンホから7番オ・ジファン、8番ユ・ガンナムのタイムリーで4点を追加した。最後は3番手イ・ドンヒョンが抑え、9位LGが延長戦を制し3連勝となった。打線ではオ・ジファンが3安打2打点と活躍。2位NCは打線がつながらず必死の継投も実を結ばなかった。
ロッテ 3−5 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)スウォーザック 4勝3敗 (セーブ)イ・ヒョンスン 1勝1敗10S (敗)パク・セウン 2勝9敗
(本塁打) ロッテ : チェ・ジュンソク 25号 トゥサン : キム・ヒョンス 17号
ロッテは1回表、トゥサンの先発スウォーザックから4番カン・ミンホのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは4回裏、ロッテの先発パク・セウンから4番キム・ヒョンスの3ランで逆転した。ロッテも6回表9番ムン・ギュヒョンのタイムリーで1点を返した。トゥサンは6回裏、ロッテの2番手ホン・ソンミンから6番ホン・ソンフンのタイムリー、代打オ・ジェイルの犠牲フライで2点を追加した。ロッテは8回表、トゥサンの2番手イン・ヤゴプから5番チェ・ジュンソクの4試合連続本塁打で1点を返し、カン・ヨンシク、チョン・デヒョン、イ・ミョンウ、キム・スンフェの継投で追加点を与えなかった。
3位トゥサンは8回途中からオ・ヒョンテク、ハム・トクチュ、イ・ヒョンスンの継投で追加点を与えず逃げ切った。6回途中まで2失点に抑えたスウォーザックは4勝目。イ・ヒョンスンはプロ10年目にして初の2ケタセーブとなる10セーブ目。ロッテは先発パク・セウンが6回途中5失点と振るわず、キアに勝ったSKに抜かれ8位に後退。
KT 1−9 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)フィアベンド 10勝8敗 (敗)チョン・デヒョン 5勝8敗
(本塁打) ネクセン : パク・ピョンホ 45号、キム・ミンソン 15号
ネクセンは1回裏、KTの先発チョン・デヒョンの相次ぐ暴投で1点を先制し、2回裏9番パク・トンウォンの犠牲フライで1点、3回裏6番ユン・ソンミンのタイムリーで1点を追加した。KTは4回表、ネクセンの先発フィアベンドから5番パク・キョンスのタイムリーで1点を返した。ネクセンは4回裏4番パク・ピョンホ、5番キム・ミンソンの2者連続本塁打で4点を追加し、チョン・デヒョンをノックアウトした。さらにこの回代わったKTの2番手の大卒新人ホン・ソンムから7番イ・テックンのタイムリーで1点を追加した。KTの3番手コ・ヨンピョは無失点に抑えた。
ネクセンは7回裏、KTの4番手チェ・ウォンジェからパク・トンウォンのタイムリーで1点を追加した。KTの5番手シム・ジェミンも追加点を与えなかったが、4位ネクセンは8回以降キム・デウ、ムン・ソンヒョンの継投で追加点を与えず3連敗から脱出した。7回を1失点に抑えたフィアベンドは韓国1年目にして初の2ケタ勝利となる10勝目。新球団KTでは先発チョン・デヒョンが1回に4つの暴投を記録するなど7失点の乱調で、打線も抑え込まれてしまった。
キア 4−5 SK (仁川)
(勝)パク・ミンホ 1勝1敗 (敗)ユン・ソンミン 1勝6敗25S
(本塁打) キア : イ・ボムホ 22号 SK : チョン・ウィユン 5号、チョン・サンホ 9号
キアは1回表、SKの先発パク・チョンフンから3番ピルのタイムリーで1点を先制し、4回表4番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打で1点を追加した。キアの先発ホン・ゴンヒィは5回を無失点に抑えた。SKは6回裏、キアの2番手チェ・ヨンピルから4番チョン・ウィユンの本塁打で1点を返し、キアは7回表、SKの2番手シン・ジェウンからチャンスをつくると、代わった3番手チョン・ユスから2番キム・ミヌ、3番ピルの犠牲フライで2点を返した。
SKは8回裏、キアの5番手エバン・ミークから3番チェ・ジョンの併殺打の間に1点を返した。さらに9回裏、キアの6番手ユン・ソンミンから8番チョン・サンホの3ランで逆転サヨナラ勝ちし、トゥサンに敗れたロッテを抜いて7位に浮上した。9回表4番手として登板したパク・ミンホが勝利投手。5位キアは守護神が打たれ逆転負けで勝率5割に戻ってしまった。打線では1番シン・ジョンギルが4安打と活躍。