DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

   ハンファ、6連敗から脱出

 22日、示範競技は全日程が終了した。2015年シーズンの公式戦は3月28日(土)に開幕する。


ハンファ 2−1 サムソン  (大邸)
(勝)クォン・ヒョク 1勝  (セーブ)ユン・ギュジン 1敗1S  (敗)パク・クンホン 1敗
 ハンファは2回表、サムソンの先発チャ・ウチャンから1番ソン・ジュホのタイムリーで1点を先制した。サムソンは2回裏、ハンファの先発の新外国人ユーマンから4番チェ・ヒョンウのタイムリーで1-1の同点に追いついた。チャ・ウチャンは5回を1失点に抑え、6回以降キム・ゴンハン、クォン・オジュンの継投で追加点を与えなかった。ハンファは6回途中から2番手クォン・ヒョクが登板した。
 ハンファは8回表、サムソンの4番手パク・クンホンからチャンスを作ると、代わった5番手アン・ジマンから2番チュ・ヒョンサンのタイムリーで1点を勝ち越し、ソン・ウンボム、マ・イリョン、ユン・ギュジンの継投で相手の反撃を断ち、示範競技最終戦で勝利し6連敗から脱出した。サムソンではチェ・ヒョンウが3安打1打点と活躍。


ネクセン 1−1 SK  (仁川・文鶴)
 ネクセンは4回表、SKの先発ペク・インシクから5番キム・ミンソンの内野ゴロの間に1点を先制し、先発バンヘッケンも6回途中まで無失点に抑えた。ペク・インシクは5回を1失点に抑え、6回から2番手コ・ヒョジュンが登板した。SKは7回裏、ネクセンの2番手キム・デウから6番ナ・ジュファンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。
 ネクセンは8回以降高卒新人キム・テッキョン、キム・ジョンフン、SKはチェ・ビョンニョン、チン・ヘス、ムン・グァンウンが無失点に抑え、試合は9回を終えても同点だったが規定により引き分けとなった。ネクセンは球団創設8年目にして初めて示範協議を首位で終えた。


NC 7−2 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)ハッカー 1勝  (敗)リンドブロム 1勝2敗
本塁打) NC : テームズ 2号  ロッテ : チェ・ジュンソク 1号
 NCは3回表、ロッテの先発の新外国人リンドブロムから4番チョ・ヨンフンのタイムリーで3点を先制し、4回表9番キム・ジョンホのタイムリーで1点を追加した。ロッテは4回裏、NCの先発エリック・ハッカーから5番パク・チョンユンのタイムリーで1点を返した。ロッテの2番手の新外国人ラリーは5回から7回まで無失点に抑えた。ハッカーは5回を1失点に抑え、6回以降イム・ジョンホ、イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)、チェ・グムガンの継投で反撃を許さなかった。
 NCは8回表、ロッテの4番手イ・ミョンウから代打テームズの3ランでリードを広げ、5番手イ・ミンホも8回裏を無失点に抑えた。シム・ギュボム、キム・スンフェが無失点に抑え、ロッテは9回裏、NCの6番手キム・ジンソンから4番チェ・ジュンソクの本塁打で1点を返したが、反撃もここまででNCが勝利した。打線ではキム・ジョンホが3安打1打点と活躍。


トゥサン 7−10 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)キム・ジヨン 1勝  (セーブ)ポン・ジュングン 2S  (敗)イ・ウォンジェ 1敗
本塁打) トゥサン : オ・ジェウォン 1号  LG : ヤン・ソックァン 1号
 LGは2回裏、トゥサンの先発の高卒新人ナム・ギョンホから7番ヤン・ソックァンのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは3回表、LGの先発イム・ジソプから1番ミン・ビョンホンの犠牲フライで1-1の同点に追いつき、4回表5番オ・ジェウォンの2ラン、相手の暴投で3点を勝ち越した。LGは4回裏、トゥサンの2番手パク・サンミン、3番手イ・ウォンジェから相手の暴投、1番オ・ジファンのタイムリーで4-4の同点に追いついた。トゥサンは5回表、LGの2番手ユ・ウォンサン、3番手キム・ジヨンから相手の暴投、途中出場の5番チェ・ジュファンのタイムリー、7番チェ・ジェフンの犠牲フライで3点を勝ち越した。
 LGは5回裏、イ・ウォンジェからヤン・ソックァンの3ラン、オ・ジファン、2番ムン・ソンジェのタイムリーで9-7と逆転した。LGは7回以降ユン・ジウン、イ・ドンヒョンが無失点に抑え、8回裏、トゥサンの5番手イ・ジェウから6番チェ・ウンソンのタイムリーで1点を追加した。最後はポン・ジュングンが抑えLGが乱打戦を制した。打線ではヤン・ソックァンが1本塁打4打点と活躍。


キア 8−2 KT  (水原)
(勝)ハンバー 1勝  (敗)シスコ 2敗
本塁打) キア : イ・ボムホ 1号  KT : マルテ 2号
 キアは3回表、KTの先発シスコから3番ピルの犠牲フライ、5番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の3ランで4点を先制した。さらに4回表9番イ・ソンウのタイムリー、ピルの犠牲フライで3点を追加した。キアの先発の新外国人ハンバーは3回を無失点に抑えた。KTは4回裏、キアの2番手ユン・ソンミンから3番の新外国人マルテの本塁打で1点を返した。KTは6回からユン・グニョン、イ・ジュンヒョンの継投策をとった。
 KTは7回裏、キアの3番手ハン・スンヒョクから5番キム・ドンミョンのタイムリーで1点を返した。キアは9回表、KTの5番手イ・ソンミンから途中出場の6番イ・インヘンのタイムリーで1点を追加し、イム・ジュンソプ、イム・ジュンヒョク、シム・ドンソプの継投で相手の反撃を断ち勝利した。3連敗で示範競技を終えた新球団KTは3月28日、初の公式戦となるロッテ戦に臨む。