中国 ２−７ 韓国 （仁川・文鶴）
（勝）イ・テヤン （敗）奇済平
（本塁打） 韓国 ； カン・ジョンホ、パク・ピョンホ
予選リーグ３連勝で通過した仁川アジア大会韓国代表は、準決勝で予選リーグA組２位の中国と対戦した。
韓国は1回裏、中国の先発李鑫から四球と相手のエラーで2死1，2塁のチャンスを作ると、5番カン・ジョンホ(ネクセン)のヒットで2塁走者が生還しようとしたが本塁で刺されてしまった。2回裏1死満塁のチャンスで1番ミン・ビョンホン(トゥサン)のタイムリーで1点を先制したが、これもまた判断ミスで走者がアウトになりちぐはぐだった。中国は3回表、韓国の先発イ・ジェハク(NC)から1番崔暁のタイムリーで1-1の同点に追いついた。韓国は3回裏、中国の2番手奇済平からカン・ジョンホの本塁打で1点を勝ち越した。だが韓国は4回表5番楊順意のタイムリーで2-2の同点に追いついた。
韓国は5回から2番手イ・テヤン(ハンファ)に投手を交代すると、6番ナ・ソンボム(NC)のタイムリーで1点を勝ち越し、さらにナ・ソンボムが守備のミスを突いて生還し1点を追加した。さらに6回裏、中国の3番手羅夏から4番パク・ピョンホの3ランでリードを広げイ・テヤンも8回まで無失点に抑えた。最後は3番手ハン・ヒョンヒィ(ネクセン)が登板し無失点に抑え、韓国が後半に粘り強く戦った中国を突き放して勝利し決勝進出を果たした。打線ではナ・ソンボムが3安打1打点、7番ファン・ジェギュン(ロッテ)が4安打と活躍。
韓国代表は28日18時半より、決勝で台湾(準決勝で日本に勝利)と対戦し大会2連覇を狙う。
（文責 ： ふるりん）
