台湾 0−10 韓国 (仁川・文鶴)
(勝)チャ・ウチャン (敗)王躍霖
(本塁打) 韓国 : カン・ジョンホ、オ・ジェウォン、パク・ピョンホ
初戦のタイ戦で5回コールドと快勝した仁川アジア大会野球韓国代表は24日、予選リーグで強豪・台湾と対戦した。
韓国の先発はヤン・ヒョンジョン(キア)で、台湾の先頭打者の1番陳品捷(カブスAA)にヒットを打たれると、暴投で3塁まで進塁されたが無失点に抑えた。韓国は1回裏、台湾の先発王躍霖(カブスA+)から1番ミン・ビョンホン(トゥサン)、2番ソン・アソプ(ロッテ)のヒットでチャンスを作ると、3番キム・ヒョンス(トゥサン)のタイムリーで2点を先制した。そして5番カン・ジョンホ(ネクセン)の3ランで王躍霖をノックアウトし、代わった台湾の2番手鄭凱文(中信兄弟)から9番オ・ジェウォン(トゥサン)の2ランでこの回7点を奪った。韓国は2回裏4番パク・ピョンホ(ネクセン)の本塁打、8番カン・ミンホ(ロッテ)の犠牲フライで2点を追加した。
ヤン・ヒョンジョンは4回までを無失点に抑え、5回からチャ・ウチャン(サムソン)が2番手として登板した。韓国は3回以降、台湾の3番手陳冠宇(横浜DeNA)から得点を奪えず、7回表から3番手ハン・ヒョンヒィ(ネクセン)が登板した。韓国は7回裏、台湾の4番手林逸翔(オリオールズ傘下A)から1,2塁のチャンスを作ったが、代わった台湾の5番手羅嘉仁(義大)に抑えられた。
韓国は8回から4番手アン・ジマン(サムソン)が登板し、台湾は代打張進徳(パイレーツA+)、代打蕭帛庭(台湾電力)の連打でチャンスを作ったが、無得点に終わった。韓国は8回裏、台湾の6番手宋家豪(国軍体育部隊)から途中出場の8番イ・ジェウォン(SK)のタイムリーで1点を追加し、これで大会規定により7回以降10点差がついたこととなり、コールドゲームとなった。韓国打線ではキム・ヒョンスが3安打2打点と活躍。
この勝利で韓国は予選リーグ2勝目をあげ、25日の香港戦(ソウル・木洞)に敗れると台湾と2勝1敗と並ぶが、直接対決で勝利しているため韓国の予選リーグ1位通過が決まった。27日の準決勝第2試合(仁川・文鶴)で予選リーグA組(日本・中国・パキスタン・モンゴル)の2位と対戦し、勝利すると28日の決勝(仁川・文鶴)に進出となる。
(文責 : ふるりん)