ネクセンとキアは10日、キム・ビョンヒョン投手(35)とキム・ヨングァン投手(22)とのトレードを発表した。
キム・ビョンヒョンは大学を中退して米国メジャーリーグ・アリゾナダイヤモンドバックスと契約し、1999年メジャーリーグにデビューした。2007年までボストンレッドソックス、コロラドロッキーズなどで活躍し、メジャーリーグ通算54勝60敗86セーブを記録した。2008年から2009年まで無所属となり、2010年限りで米国を去って2011年は日本プロ野球・東北楽天に所属したが1軍登板はなかった。
2012年、韓国での指名権を持っていたネクセンに入団したが、2013年までの2年間で34試合に登板、8勝12敗3ホールド、防御率5.34と故障も多く過去の実績からすると期待に応えたとは言い難かった。キム・ビョンヒョンは故郷の光州を本拠地とする新天地キアで復活を図ることになった。なお、交換相手となったキム・ヨングァンは2014年大学を卒業したばかりの新人投手で、4月9日現在でまだ1軍登板はなく、将来性豊かな左腕である。
(文責:ふるりん)