DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  トゥサン首位で示範競技終了

 23日で示範競技は全日程を終了した。2014年シーズン公式戦は3月29日に開幕する。


キア 1−2 LG  (ソウル・蚕室)
(勝)シン・スンヒョン 1勝  (セーブ)イ・ドンヒョン 1敗1S  (敗)キム・テヨン 1敗
 キアは3回表、LGの先発の高卒新人イム・ジソプから4番ナ・ジワンのタイムリーで1点を先制し、先発ヤン・ヒョンジョンも6回途中まで無失点に抑えた。6回途中から登板したキアの2番手ソ・ジェウンも同点のピンチを抑えた。LGは5回途中からシン・ジョンナク、7回からキム・ソヌが登板すると、7回裏、キアの3番手シン・チャンホから途中出場の5番ペク・チャンスの犠牲フライで1-1の同点に追いついた。
 LGは8回裏、キアの4番手キム・テヨンから相手のエラーで2-1と逆転し、シン・スンヒョン、イ・ドンヒョンが8回以降無失点に抑え、示範競技最後の試合で3連敗から脱した。一方逆転負けとなったキアは連勝が3で止まった。


トゥサン 13−9 SK  (仁川・文鶴)
(勝)ニッパート 1勝1敗  (敗)ウルフ 1敗
本塁打) トゥサン : キム・ジェファン 2号  SK : スコット 2号、パク・チンマン 1号
 トゥサンは1回表、SKの先発の新外国人ウルフから6番イ・ウォンソクのタイムリー、7番キム・ジェファンの3ランで5点を先制した。SKは2回裏、トゥサンの先発ニッパートから4番スコットの本塁打で1点、3回裏3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を返し、4回裏9番パク・チンマンの2ランで4-5と1点差に追い上げた。トゥサンは5回表、SKの2番手ヨ・ゴヌクから8番キム・ジェホのタイムリー、1番ミン・ビョンホンの犠牲フライで2点、6回表、SKの4番手イム・ギョンワンからイ・ウォンソクの犠牲フライで1点を追加した。
 SKは7回裏、トゥサンの3番手チョン・デヒョンから5番ナ・ジュファンへの押し出しの四球で1点を返した。トゥサンは8回表、SKの5番手チョン・ユスから途中出場の6番チェ・ジュファン、途中出場の7番ヤン・ウィジのタイムリーで4点を追加した。SKも8回裏、トゥサンの4番手オ・ヒョンテク、5番手ホ・ジュンヒョクから途中出場の2番キム・ジェヒョンのタイムリー、スコットへの押し出しの四球、ナ・ジュファンのタイムリーで4点を返した。トゥサンは9回表、SKの6番手の大卒新人パク・ミンホから途中出場の4番キム・ジンヒョンのタイムリーで1点を追加し、最後は6番手ホン・サンサムが抑え乱打戦を制し、4勝2敗5分けの成績で示範競技を首位で終えた。17安打と爆発したトゥサン打線ではイ・ウォンソクが3打点と活躍。SK打線ではナ・ジュファンが3安打3打点と活躍。
 

 
ハンファ 9−4 ロッテ  (蔚山
(勝)クレイ 1勝  (敗)キム・サユル 1敗
本塁打) ハンファ : ピーエイ 4号
 ハンファは3回表、ロッテの先発キム・サユルから3番の新外国人ピーエイの2ランで先制し、4回表2番コ・ドンジンのタイムリーで1点を追加した。ロッテは5回裏、ハンファの先発の新外国人クレイから2番パク・チュンソ、3番ソン・アソプのタイムリーで2点を返した。ハンファは6回からユン・ギホ、イ・ドンゴルが登板し、7回表、ロッテの2番手シム・スチャンから代打イ・ヤンギへの押し出しの四球、代打キム・ギョンオンのタイムリーで3点を追加した。
 ハンファは8回表、途中出場の4番イ・ハクチュン、7番ソン・グァンミンのタイムリーで3点を追加した。ロッテは3番手チェ・デソンが無失点に抑えたが、ハンファはパク・チョンジン、イム・ギヨンの継投で相手の反撃を断ち、示範競技最後を連勝で飾った。ロッテではソン・アソプが3安打1打点と活躍したが、示範競技は最下位で終えた。
 

NC 4−2 サムソン  (大邱
(勝)エリック 2勝  (セーブ)キム・ジンソン 3S  (敗)バンデンハーク 1勝1敗
本塁打) NC : チョ・ヨンフン 1号、イ・ジョンウク 1号  サムソン : チョン・ヒョンシク 2号
 NCは2回表、サムソンの先発バンデンハークから7番チョ・ヨンフンの2ランで先制し、3回表3番イ・ジョンウクの2ランでリードを広げた。サムソンは5回裏、NCの先発エリックから1番チョン・ヒョンシクの2試合連続本塁打で1点、6回裏エリックの暴投で1点を返した。そして6回以降チャ・ウチャン、パク・クンホン、シム・チャンミン、アン・ジマンの継投で追加点を与えなかった。
 NCは6回途中からイ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)、ウォン・ジョンヒョン、イ・スンホ、イ・ミンホ、キム・ジンソンの継投で相手の反撃を断ち、示範競技は5勝4敗2分けと勝ち越し、1軍参入2年目のシーズンに期待を持たせた。韓国シリーズ4連覇を狙うサムソンは先発バンデンハークが5回4失点と不調で、示範競技自体も4勝5敗と負け越しで終わった。