サムソン ７−３ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）シン・ヨンウン ２勝 （敗）チン・ヘス ２勝５敗
（本塁打） サムソン ： パク・ソンミン １５号 ＳＫ ： ハン・ドンミン １２号
ＳＫは1回裏、サムソンの先発バンデンハークから5番ハン・ドンミンの3ランで先制し、先発ユン・ヒィサンも無失点の好投を続けた。バンデンハークも2回以降追加点を与えず、打線の援護がなかったサムソンは7回裏から2番手シン・ヨンウンに交代させた。サムソンは8回表、ＳＫの2番手チン・ヘスから2番パク・ハニのタイムリー、3番パク・ソンミンの3ランで5-2と逆転し、代わったＳＫの3番手チョン・ユスから代打ウ・ドンギュンのタイムリー、途中出場の1番パク・チャンドのプロ2年目にしての初打点となる押し出しの死球で2点を追加した。
8回以降シム・チャンミン、クォン・ヒョクの継投で相手の反撃を断ち、首位サムソンが8連勝で、ハンファに敗れた2位ＬＧとのゲーム差を2に広げた。打線では逆転3ランを打ったパク・ソンミンが3安打1本塁打3打点と活躍。なお、リリーフ陣が打たれ逆転負けとなった6位ＳＫは、これで公式戦5位以下が確定し、2006年以降7年ぶりにポストシーズン進出に失敗し、2007年以降続いた韓国シリーズ出場連続記録が6年で途絶えた。なお、25日は試合がなかった3位トゥサンはＳＫの敗戦で公式戦4位以上が確定し、2年連続のポストシーズン進出を決めた。
ＬＧ １−８ ハンファ （大田）
（勝）ユ・チャンシク ５勝９敗 （敗）ウ・ギュミン １０勝８敗
（本塁打） ハンファ ： キム・テギュン ８号
ハンファは2回裏、ＬＧの先発ウ・ギュミンから8番イ・デスのタイムリーで1点を先制すると、9番チョン・ボムモの内野ゴロの間や1番コ・ドンジンのタイムリーで2点を追加した。ハンファの先発ユ・チャンシクは好投を続け、ハンファは6回裏チョン・ボムモのタイムリーで1点を追加しウ・ギュミンをノックアウトすると、7回裏、ＬＧの5番手チョン・ヒョヌクから7番キム・テギュン(元千葉ロッテ)の3ランでリードを広げた。ＬＧは8回表代打チョン・ジュヒョンのタイムリーで1点を返した。
最下位ハンファは8回裏、ＬＧの5番手ソン・ユンジュンから3番ソン・グァンミンのタイムリーで1点を追加し、パク・チョンジン、ソン・チャンシクの継投で相手の反撃を断ち快勝した。8回途中まで1失点に抑えたユ・チャンシクが5勝目。打線ではコ・ドンジンが3安打1打点と活躍。2位ＬＧはウ・ギュミンが6回途中4失点で降板すると打線も元気がなく、首位サムソンと2ゲーム差となり痛い一敗を喫した。
ＮＣ １−０ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）キム・ジンソン １勝２敗２Ｓ （セーブ）ソン・ミンハン ５勝６敗７Ｓ （敗）カン・ユング ６勝６敗
（本塁打） ＮＣ ： ノ・ジンヒョク ３号
試合はＮＣの先発イ・ジェハク、ネクセンの先発ムン・ソンヒョンの投手戦となり、互いに無得点が続いた。ムン・ソンヒョンは5回のピンチを抑えると、ネクセンは6回表から2番手イ・ジョンフンを登板させた。イ・ジェハクは7回を無失点に抑え、8回裏は大卒新人ソン・ジョンウク、キム・ジンソンの継投で無失点で凌いだ。するとＮＣは9回表、ネクセンの3番手カン・ユングから8番ノ・ジンヒョクの本塁打で1点を先制し均衡を破った。
最後は4番手ソン・ミンハンが抑え、キアと同率7位で並ぶＮＣが完封リレーで4連敗から脱出した。プロ9年目ながら2013年シーズン1軍初登板を果たしたキム・ジンソンがプロ初勝利。一発に泣き完封負けを喫した3位ネクセンは、2008年の球団創設から6年目で初のポストシーズン進出がかかっていたが敗れたため、次の試合以降に持ち越しとなった。
ロッテ １−７ キア （光州）
（勝）イム・ジュンソプ ４勝７敗 （セーブ）ビロー ３勝２敗１Ｓ （敗）キム・サユル ３勝７敗１Ｓ
（本塁打） キア ： イ・ボムホ ２２号
キアは5回裏、ロッテの先発キム・サユルから9番ユン・ワンジュの内野ゴロの間に1点を先制し、1番シン・ジョンギルの犠牲フライで1点を追加した。ロッテは6回表、キアの先発の大卒新人イム・ジュンソプから4番チョン・ジュヌの犠牲フライで1点を返した。キアは6回裏キム・サユル、代わったロッテの2番手カン・ヨンシクから3番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打、6番キム・ジュヒョンの犠牲フライ、代打チャ・イルモクの内野ゴロの間で3点を追加した。
ＮＣと同率で7位に並ぶキアは8回裏、ロッテの4番手キム・スワンからキム・ジュヒョンの犠牲フライ、途中出場の7番イ・ドンフンのプロ初打点となるタイムリーで2点を追加し、2番手ビローが相手の反撃を断ち6連敗から脱出した。6回途中まで1失点に抑えたイム・ジュンソプが4勝目。ビローは韓国初セーブ。5位ロッテは先発キム・サユルを打線が援護できず、2008年以降6年連続ポストシーズン進出は風前の灯となった。
