サムソンは26日、先日ＦＡ(フリーエージェント)でＬＧへ移籍したチョン・ヒョヌク投手(33)の人的補償として、イ・スンウ投手(23)を指名した。さらにＬＧはサムソンに対して、規定によりチョン・ヒョヌクの2012年の年俸2億5000万ウォンの倍額にあたる5億ウォンを支払わなければならない(人的補償選手を指名しない場合は、当該選手の移籍する前の年俸の3倍を支払う必要がある)。
左腕イ・スンウは高校卒業後2007年ＬＧへ入団し、2009年1軍で5試合に登板すると、2010年から2011年まで兵役に就き警察庁野球団に在籍した。除隊後2012年シーズンＬＧへ復帰すると、先発として起用され6月にプロ初勝利を記録し、21試合に登板、2勝9敗、防御率5.90の成績だった。今後も貴重な左の先発として期待されていたが、人的補償として指名できない20名の保護選手からは漏れていた。2012年シーズン、チャ・ウチャンが不振で最多勝投手のチャン・ウォンサム以外左の先発が弱いサムソンにとっては必要な人材であるとされ、指名されたと思われる。
(11月26日現在の為替レート：1億ウォンが755万9100円。)
（文責 : ふるりん）
