DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  首位サムソン4連勝でストップ

キア 5―1 サムソン   (大邱
(勝)キム・ジヌ 9勝5敗  (敗)タルボット 14勝4敗
 キアは3回表、サムソンの先発タルボットから3番アン・チホンのタイムリーで2点を先制し、4回表2番の大卒新人ファン・ジョンニプへの押し出しの四球、アン・チホンの2点タイムリーで3点を追加し、タルボットをノックアウトした。キアの先発キム・ジヌは無失点を続け、サムソンはチョン・イヌク、キム・ヒィゴル、シム・チャンミン、ペク・チョンヒョンの継投で追加点を許さなかった。
 サムソンは9回裏6番パク・ハニの犠牲フライで1点を返したが、反撃もここまでで、6位キアが快勝し試合のなかった5位ネクセンとゲーム差なしで並んだ。2005年以来7年ぶりの完投を記録したキム・ジヌが9勝目。打線ではアン・チホンが4打点と活躍。首位サムソンはタルボットが4回途中でノックアウトされると打線も沈黙し連勝は4で止まり、公式戦優勝へのマジックナンバー5はそのままと足踏みした。


LG 4−7 SK   (仁川・文鶴)
(勝)キム・グァンヒョン 8勝4敗  (セーブ)チョン・ウラム 2勝4敗28S  (敗)イ・スンウ 2勝9敗
本塁打) LG : パク・ヨンテク 11号  SK : チョン・サンホ 4号
 SKは1回裏、LGの先発イ・スンウから4番イ・ホジュン、5番パク・チョングォンのタイムリーで2点を先制し、LGは2回表、SKの先発キム・グァンヒョンから7番キム・テワンの犠牲フライで1点を返した。SKは2回裏8番チョン・サンホの本塁打などで2点を追加すると、この回途中で登板したLGの2番手イム・ジョンウからパク・チョングォンの2打席連続タイムリーで5-1とリードを広げた。LGは4回表8番チェ・ヨンジンのタイムリーで1点を返し、SKは4回裏イ・ホジュンのタイムリーで1点を追加した。
 LGは5回表4番パク・ヨンテクの2試合連続本塁打となる2ランで4-6と追い上げたが、SKは5回裏、LGの3番手ウ・ギュミンから9番パク・チンマンのタイムリーで1点を追加した。2位SKは7回以降イ・ジェヨン、パク・ヒィス、守護神チョン・ウラムの継投で相手の反撃を断ち勝利し、首位サムソンを追走している。6回4失点だが打線の援護に恵まれたキム・グァンヒョンが8勝目。打線では1番チョン・グヌが3安打と活躍。7位LGは先発イ・スンウが2回持たず、リリーフ陣も打たれ、トゥサンに勝利した最下位ハンファとのゲーム差が2と縮まってきた。


ハンファ 3―1 トゥサン   (ソウル・蚕室)
(勝)リュ・ヒョンジン 9勝9敗  (セーブ)パク・チョンジン 4勝4敗3S  (敗)イ・ヨンチャン 10勝10敗
 ハンファは4回表、トゥサンの先発イ・ヨンチャンから1番コ・ドンジン、2番チャン・ソンホのタイムリーで3点を先制した。トゥサンは4回裏、ハンファの先発リュ・ヒョンジンから6番イ・ウォンソクの内野ゴロの間に1点を返した。トゥサンは5回から高卒新人ピョン・ジンス、キム・チャンフン、キム・ガンニュル、イ・ジェウ、イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)の継投で追加点を与えなかった。
 最下位ハンファは8回以降ソン・チャンシク、パク・チョンジンの継投で相手の反撃を断ち、接戦を制した。7回を1失点に抑えたリュ・ヒョンジンは9勝目。トゥサンは試合がなく同率3位に並んでいたロッテと0.5ゲーム差の4位に後退した。