サムソン ６−５ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）チョン・ヒョヌク １勝５敗 （セーブ）オ・スンファン ２勝１敗２９Ｓ （敗）イ・ドンヒョン ２勝２敗
ＬＧは1回裏、サムソンの先発タルボットから5番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)の犠牲フライで1点を先制した。サムソンは3回表、ＬＧの先発ジュキッチから5番チェ・ヒョンウのタイムリーで1-1の同点に追いついた。サムソンは5回表６番チン・ガビョンのタイムリーで2点を追加した。ＬＧは5回裏２番パク・ヨンテクの2点タイムリーで3-3の同点に追いついた。サムソンは6回表相手のエラーで1点を勝ちこしたが、ＬＧは6回裏、サムソンの2番手チョン・ヒョヌクから7番ファン・ソニルの内野ゴロの間に4-4の同点に追いつくと、8番ユン・ヨソプのタイムリーで5-4と逆転した。
首位サムソンは7回表、ＬＧの2番手イ・ドンヒョンから7番カン・ボンギュ、9番キム・サンスのタイムリーで6-5と逆転し、クォン・ヒョク、アン・ジマン、守護神オ・スンファンの継投で1点差を守りきり逆転勝ちし、独走態勢を固める60勝一番乗りを果たした。２番手チョン・ヒョヌクが2012年シーズン開幕から5連敗後、打線の援護でようやく初勝利。打線ではキム・サンスが3安打1打点と活躍。7位ＬＧはリリーフが打たれエラーも重なり4連敗。
ＳＫ ８−６ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）キム・グァンヒョン ７勝３敗 （セーブ）チョン・ウラム ２勝４敗２３Ｓ （敗）キム・ヨンミン ５勝８敗
（本塁打） ＳＫ ： チョ・インソン ８号
ＳＫは2回表、ネクセンの先発キム・ヨンミンから8番パク・ユンのタイムリーなどで2点を先制した。ネクセンも2回裏、ＳＫの先発キム・グァンヒョンから6番ソン・ジマン、7番ソ・ゴンチャンの2者連続犠牲フライで2-2の同点に追いついた。ＳＫは5回表キム・ヨンミンから4番イ・ホジュンのタイムリーで2点を勝ち越し、代わったネクセンの2番手イ・ジョンフンから7番チョ・インソンの満塁本塁打で大きくリードを奪った。 ネクセンは5回裏9番ユ・ジェシン、２番キム・ミンソンのタイムリーで3点を返し、7回から2番手イ・ジェヨンを登板させ気勢をそいだ。
ネクセンは8回裏、ＳＫの3番手パク・ヒィスから相手のエラーで1点を返したが、その後守護神チョン・ウラムが抑え2位ＳＫが快勝した。キム・グァンヒョンは6回5失点といまひとつの内容だったが、打線の援護があり7勝目。打線ではチョ・インソンが３安打1本塁打4打点と活躍。6位ネクセンはキム・ヨンミンが早々とつかまり、打線もあとひとつ及ばなかった。打線ではキム・ミンソンが3安打1打点と活躍。
トゥサン １−２ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）ユーマン １２勝５敗 （セーブ）キム・サユル ２勝２敗２８Ｓ （敗）イ・ヨンチャン ９勝９敗
（本塁打） ロッテ ： チョ・ソンファン ３号
ロッテは1回裏、トゥサンの先発イ・ヨンチャンから9番ムン・ギュヒョンのタイムリーで1点を先制した。先発ユーマンは好投を続け、打線は5回裏7番チョ・ソンファンの本塁打で1点を追加した。トゥサンは8回表3番キム・ヒョンスのタイムリーで1点を返し、ロッテはここで2番手チェ・デソンを登板させ何とか同点打を許さなかった。
最後は守護神キム・サユルが抑え、3位ロッテが接戦を制し4位トゥサンとのゲーム差を1に広げた。8回途中まで1失点に抑えたユーマンが12勝目。打線では4番カン・ミンホが3安打と活躍。トゥサンは先発イ・ヨンチャンが8回2失点と完投したものの、チャンスにあと一本が出ず見殺しにしてしまった。
キア １６−４ ハンファ （大田）
（勝）アンソニー １０勝９敗 （敗）キム・ヒョンミン ６勝８敗
（本塁打） キア ： チョ・ヨンフン ３号
キアは1回表、ハンファの先発キム・ヒョンミンから5番アン・チホンの犠牲フライで1点を先制し、2回表7番チョ・ヨンフンの本塁打、2番キム・ソンビンのタイムリーで2点、4回表3番キム・ウォンソプのタイムリーで1点を追加した。ハンファは5回裏、キアの先発アンソニー・レルー(元福岡ソフトバンク)から3番チャン・ソンホの内野ゴロの間に1点を返した。キアは6回表、ハンファの2番手ヤン・フン、3番手チョン・デフンから4番ナ・ジワンへの押し出しの四球、アン・チホンの犠牲フライなどで3点、8回表、ハンファの5番手アン・ヨンジンから7番チョ・ヨンフン、途中出場の8番パク・キナムへの連続押し出し四球、代打チェ・フルラクの犠牲フライ、キム・ウォンソプのタイムリーで5点を追加した。
ハンファも8回裏、キアの2番手チン・ヘスから相手のエラー、6番チェ・ジンヘンのタイムリーで3点を返したが、キアは9回表チェ・フルラクのタイムリー、ハンファの6番手パク・チョンジンの暴投、キム・ソンビンのタイムリーで4点を追加した。最後は3番手の大卒新人ホン・ソンミンが抑え、5位キアが打線の爆発で3連勝とし勝率5割に復帰した。7回を1失点に抑えたアンソニーは10勝目で、韓国1年目で2ケタ勝利を記録。18安打と爆発した打線ではキム・ウォンソプが3安打3打点、キム・ソンビン、アン・チホンが3安打2打点、1番イ・ヨンギュが4安打と活躍。最下位ハンファは投手陣が総崩れで3連敗。
