ロッテ−サムソン(大邱)は雨天中止。
ハンファ 2−5 SK (仁川・文鶴)
(勝)ブッシュ 4勝4敗 (セーブ)チョン・ウラム 2勝4敗22S (敗)リュ・ヒョンジン 5勝8敗
(本塁打) ハンファ : イ・デス 3号
ハンファは2回表、SKの先発ブッシュから5番イ・デスの本塁打で1点を先制した。SKも2回裏、ハンファの先発リュ・ヒョンジンから8番パク・チンマンの2点タイムリーで2-1と逆転した。SKは5回裏3番チェ・ジョンの犠牲フライで1点を追加したが、ハンファも6回表イ・デスのタイムリーで1点差とした。SKはイ・ジェヨン、パク・ヒィス、チェ・ヨンピルなどの継投策をとり、打線も8回裏5番パク・チョングォンの2点タイムリーでリュ・ヒョンジンをノックアウトした。
最後は守護神チョン・ウラムが抑え、SKが怒涛の7連勝で、試合が雨天中止となったロッテを抜いて2位に浮上。6回を2失点に抑えたブッシュが4勝目。最下位ハンファは打線が繋がらず、守備の面でも先発リュ・ヒョンジンが自責点2だったにもかかわらず、ちぐはぐさが目立った。
ネクセン 2−3 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)ホン・サンサム 3勝1敗1S (敗)パク・ソンフン 5勝4敗
(本塁打) トゥサン : オ・ジェイル 5号、ユン・ソンミン 6号
ネクセンは3回表、トゥサンの先発キム・ソヌから1番チャン・ギヨンのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは4回裏、ネクセンの先発ナイト(元北海道日本ハム)から5番オ・ジェイルの移籍後初本塁打だとなる2ランで2-1と逆転した。だがネクセンは6回表相手のエラーで2-2の同点に追いつく。ナイト、キム・ソヌともに8回を2失点と好投したが、お互い援護できなかった。
4位トゥサンは9回裏、ネクセンの2番手パク・ソンフンから4番ユン・ソンミンの本塁打でサヨナラ勝ちし、連敗を5で止めた。ユン・ソンミンにとっては、プロ9年目にして初となるサヨナラ本塁打だった。9回表2番手として無失点に抑えたホン・サンサムが3勝目。ネクセンはチャンスを生かしきれずサヨナラ負けし、LGに勝ったキアに抜かれ6位に後退。打線では4番パク・ピョンホが3安打と活躍。
LG 2−3 キア (光州)
(勝)ソン・ヨンミン 2勝1敗1S (敗)ポン・ジュングン 1敗17S
LGは4回表、キアの先発ソーサから3番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)のタイムリーで1点を先制した。キアも4回裏、LGの先発リズから6番チャ・イルモクの内野ゴロの間に1-1の同点に追いつき、6回裏4番ナ・ジワンの犠牲フライで2-1と逆転した。だがLGは8回表、キアの2番手チン・ヘスからイ・ビョンギュ(背番号9)の併殺打の間に2-2の同点に追いつき、イ・サンヨル、イ・ドンヒョンのリリーフ陣も勝ち越し点を許さず、試合は延長に突入した。
キアは10回裏、LGの4番手ポン・ジュングンから3番キム・ウォンソプのタイムリーでサヨナラ勝ちした。さらにトゥサンに敗れたネクセンを抜いて5位となった。8回途中から11回まで無失点に抑えた3番ソン・ヨンミンが3勝目。7位LGは守護神ポン・ジュングンまで登板させ必勝態勢を取ったが、逆転負けとなった。