ハンファ 2−5 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)サドースキー 4勝2敗 (セーブ)キム・サユル 1勝2敗19S (敗)ソン・チャンシク 2勝2敗
(本塁打) ハンファ : イ・デス 1号 ロッテ : カン・ミンホ 10号
ロッテは1回裏、ハンファの先発パク・チャンホ(元オリックス)から5番パク・チョンユンのタイムリーで1点を先制した。ハンファは2回表、ロッテの先発サドースキーから7番コ・ドンジンの内野ゴロの間に1−1の同点に追いつき、3回表9番イ・デスの本塁打で2−1と逆転した。ロッテは5回裏パク・チョンユンの犠牲フライで2−2の同点に追いつき、7回裏ハンファの2番手ソン・チャンシクからチャンスを作ると、代わった3番手の新外国人ショーン・ヘンから3番ソン・アソプのタイムリー、4番カン・ミンホの2ランで3点を勝ち越した。
8回以降カン・ヨンシク、キム・ソンベ、守護神キム・サユルの継投で相手の反撃を断ち、首位ロッテが7連勝で勢いが止まらない。7回を2失点に抑えたサドースキーが4勝目。最下位ハンファは最近4連敗で、敵地・社稷野球場での連敗が11に伸び、1年以上勝利できていない。
SK 0−6 サムソン (大邱)
(勝)チャン・ウォンサム 9勝3敗 (敗)ブッシュ 2勝1敗
サムソンは1回裏、SKの先発の新外国人ブッシュから4番イ・スンヨプ(元オリックス)、6番チン・ガビョンのタイムリーで2点を先制し、3回裏7番チョ・ドンチャンの走者一掃となるタイムリーで3点を追加した。サムソンの先発チャン・ウォンサムは5回を無失点に抑え、6回表から2番手アン・ジマンが登板した。打線は6回裏、2番パク・ハニのタイムリーで1点を追加しブッシュをノックアウトした。
8回以降クォン・オジュン、シム・チャンミンの継投で相手の反撃を断ち、3位サムソンが完封リレーで2位SKとのゲーム差を0.5に縮めた。チャン・ウォンサムは最多勝争い単独トップの9勝目。2位SKは期待の新外国人ブッシュが6回途中6失点と振るわず、打線もつながらず無得点で、首位ロッテとのゲーム差が1.5に開いた。
トゥサン 6−4 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)イム・テフン 4勝4敗 (敗)イ・ジョンフン 3勝2敗
ネクセンは1回裏、トゥサンの先発キム・ソヌから3番イ・テックンの犠打で1点を先制した。トゥサンは4回表、ネクセンの先発バンヘッケンから4番キム・ヒョンス、5番ヤン・ウィジのタイムリーと相手のエラーで3−1と逆転した。ネクセンも5回裏相手のエラーで1点を返したが、トゥサンは6回表、ネクセンの2番手チャン・ヒョフンから8番コ・ヨンミンのタイムリーで1点を追加した。キム・ソヌは8回途中で降板し、2番手ホン・サンサムも何とか無失点に抑えた。
ネクセンは9回裏、トゥサンの3番手プロクターから7番キム・ミンソンのタイムリー、相手のボークで4−4の同点に追いつき、試合は延長に突入した。トゥサンは10回表、ネクセンの4番手イ・ジョンフン、5番手キム・スギョンから6番オ・ジェウォンへの押し出しの四球、コ・ヨンミンのタイムリーで2点を勝ち越し、最後は4番手イム・テフンが抑え延長戦を制した。4位ネクセンは連勝が3で止まった。
キア 13−8 LG (ソウル・蚕室)
(勝)キム・ジヌ 4勝4敗 (敗)ウ・ギュミン 2勝3敗
(本塁打) キア : チョ・ヨンフン 1号、キム・ソンビン 3号 LG : チョン・ウィユン 1号
キアは1回表、LGの先発ウ・ギュミンから3番キム・ウォンソプ、5番チェ・ヒィソプのタイムリーで2点を先制し、2回表1番イ・ヨンギュのタイムリーで2点を追加した。LGは2回裏、キアの先発キム・ジヌから6番チョン・ウィユンの2007年以来5年ぶりの本塁打で1点を返し、キアも3回表8番チャ・イルモクの内野ゴロの間に1点、4回表3番キム・ウォンソプ、4番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで2点を追加した。
LGは4回裏7番オ・ジファンのタイムリーで1点、5回裏3番パク・ヨンテクのタイムリーで1点を返した。キアは6回表、LGの2番手イ・ソンジンから7番チョ・ヨンフンのプロ7年目にして初の満塁本塁打で4点を追加し、LGもその裏、キアの2番手パク・キョンテから代打チェ・ヨンジンのプロ初打点となる犠牲フライ、1番イ・ビョンギュ(背番号7)のタイムリーで3点を返した。キアは7回表2番キム・ソンビンの本塁打で1点、9回表、LGの4番手キム・ギピョから途中出場の4番パク・キナムのタイムリーで1点を追加した。
LGは9回裏、キアの4番手ヤン・ヒョンジョンからチョン・ウィユンのタイムリー、オ・ジファンの犠牲フライで2点を返したが、反撃もここまででキアが乱打戦を制し、5連勝でLGを抜いて6位に浮上した。打線の援護によりキム・ジヌが4勝目。18安打と爆発した打線ではキム・ウォンソプが4安打2打点、イ・ヨンギュが3安打2打点、チェ・ヒィソプが3安打1打点と活躍。一方投手陣が崩壊したLGは6連敗で7位に後退し、泥沼に陥ってしまった。打線ではチョン・ウィユンが3安打1本塁打2打点と活躍。