ハンファ 2−9 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)コ・ウォンジュン 2勝5敗 (敗)ヤン・フン 3勝6敗
(本塁打) ロッテ : キム・ジュチャン 3号
ロッテは1回裏、ハンファの先発ヤン・フンから3番ソン・アソプ、6番パク・チョンユン、7番チョ・ソンファンのタイムリーで3点を先制した。ハンファは3回表、ロッテの先発コ・ウォンジュンから6番オ・ソンジンのタイムリーで2点を返した。だがロッテはその裏5番カン・ミンホの犠牲フライで1点、4回裏、ハンファの2番手ボーティスタから2番キム・ジュチャンの本塁打で2点を追加した。ロッテは6回からチェ・デソン、イ・ミョンウの継投で反撃を断ち、打線は6回裏キム・ジュチャンのタイムリーで1点、7回裏、ハンファの4番手チョン・ミンヒョクからチョ・ソンファンのタイムリーで2点を追加した。
8回から守護神キム・サユルが最後まで抑え、首位に立ったロッテが6連勝でその座を維持した。5回を2失点に抑えたコ・ウォンジュンが2勝目。14安打と爆発した打線ではキム・ジュチャンが3安打1本塁打3打点、チョ・ソンファンが2安打3打点と活躍。最下位ハンファは最近3連敗で、2011年から続く敵地・社稷野球場での連敗が10に伸びた。打線ではオ・ソンジンが3安打2打点と活躍。
SK 6−1 サムソン (大邱)
(勝)ユン・ヒィサン 4勝5敗 (敗)チャ・ウチャン 2勝5敗
(本塁打) SK : キム・ソンヒョン 1号
SKは3回表、サムソンの先発チャ・ウチャンから9番キム・ソンヒョン、1番チョン・グヌのタイムリーで2点を先制し、5回表3番チェ・ジョンのタイムリーで2点を追加した。サムソンは5回裏、SKの先発ユン・ヒィサンから1番ペ・ヨンソプのタイムリーで1点を返した。だがSKは6回表キム・ソンヒョンのプロ7年目での初本塁打で2点を追加した。
最後は2番手オム・ジョンウクが抑え、2位SKが3連敗から脱出し、首位を譲った好調ロッテに離されまいと食らいついている。8回を1失点に抑えたユン・ヒィサンが4勝目。打線ではキム・ソンヒョンが1本塁打3打点と活躍。3位サムソンでは、2012年シーズン不調のチャ・ウチャンが6回6失点と振るわなかった。
トゥサン 1−4 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)ナイト 7勝2敗 (セーブ)ソン・スンナク 3勝2敗16S (敗)イ・ヨンチャン 7勝6敗
トゥサンは1回表、ネクセンの先発ナイト(元福岡ソフトバンク)から3番ユン・ソンミンの内野ゴロの間に1点を先制した。ネクセンは2回裏、トゥサンの先発イ・ヨンチャンから7番キム・ミンソンのタイムリーで1−1の同点に追いつき、4回裏6番ソ・ゴンチャンの内野ゴロの間に1点を勝ち越すと、5回裏3番イ・テックンのタイムリーで1点を追加した。ナイトも好投を続け、打線は7回裏、トゥサンの3番手イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)の暴投で1点を追加した。
最後は守護神ソン・スンナクが抑え、4位ネクセンが3連勝と復活の兆しを見せた。8回を1失点に抑えたナイトが7勝目。5位トゥサンは先発イ・ヨンチャンが5回3失点といまひとつの内容で、勝率が5割を切ってしまい上位との差が離れ、やや苦しくなってきた。
キア 6−4 LG (ソウル・蚕室)
(勝)ユン・ソンミン 4勝3敗 (セーブ)チェ・ヒャンナム 1S (敗)キム・グァンサム 4勝3敗
キアは2回表、LGの先発キム・グァンサムから6番アン・チホン、7番チョ・ヨンフン、1番イ・ヨンギュのタイムリーで4点を先制した。LGは2回裏、キアの先発ユン・ソンミンから2番キム・イルギョンのタイムリーで2点を返した。LGは5回裏相手のエラーで1点差としたが、キアは6回表2番キム・ソンビンのタイムリーでキム・グァンサムをノックアウトし、代わったLGの2番手リュ・テッキョンから4番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の犠牲フライで1点を追加した。
LGは8回裏、キアの5番手の大卒新人パク・チフンから6番ユン・ヨソプの内野ゴロの間に1点を返したが、最後は6番手チェ・ヒャンナムが抑えキアが4連勝で、7位ながら6位LGとゲーム差なしで並んだ。6月10日のロッテ戦以来17日ぶりの先発で5回を2失点と本調子から程遠い内容だったが、リリーフ陣の好投によりユン・ソンミンが4勝目。5月にキアへ7年ぶりに復帰したチェ・ヒャンナムは、2008年以来約4年ぶりのセーブ。投打がかみ合わず5連敗の6位LGはいよいよ後がなくなってきた。