ロッテ １１−７ キア （光州）
（勝）キム・スワン １勝 （セーブ）キム・サユル ４Ｓ （敗）アンソニー １勝２敗
（本塁打） ロッテ ： パク・チョンユン １号、カン・ミンホ １号
ロッテは1回表、キアの先発の新外国人アンソニー・レルー(元福岡ソフトバンク)から2番チョ・ソンファンの内野ゴロの間に1点を先制した。キアは1回裏、ロッテの先発サドースキーから6番キム・ウォンソプのタイムリーで1-1の同点に追いついた。ロッテは2回表9番ムン・ギュヒョンのタイムリーで1点を勝ち越し、3回表5番パク・チョンユン、6番カン・ミンホの2者連続本塁打で3点を追加した。キアは3回裏3番アン・チホンのタイムリーなどで2点を返したが、ロッテは4回表、キアの2番手キム・ヒィゴルから4番ホン・ソンフンの内野ゴロの間に1点を追加した。
キアは5回裏サドースキーから7番チャ・イルモクの犠牲フライで1点を返すと、代わったロッテの2番手キム・スワンから途中出場の9番イ・ジュンホへの押し出しの四球で5−6と1点差に迫った。ロッテは6回表キアの4番手イム・ジュンヒョクの暴投で2点、8回表、キアの5番手コ・ウソクからホン・ソンフン、カン・ミンホのタイムリーで3点を追加し、キム・ソンベ、イ・ミョンウ、チェ・デソンの継投で無失点に抑えた。
キアは9回裏、ロッテの6番手カン・ヨンシク、7番手キム・サユルから7番チャ・イルモク、2番キム・ソンビンのタイムリーで2点を返したが、反撃もここまででロッテが両チーム合計20四死球、27安打の打撃戦を制し、ＬＧに敗れたＳＫを抜いて2008年4月以来4年ぶりの単独首位に立った。16安打と爆発した打線ではホン・ソンフンが3安打3打点、1番キム・ジュチャンが3安打と活躍。キアは先発アンソニーが3回5失点と振るわず、リリーフ陣もロッテの勢いを抑えられなかった。
ＳＫ １−４ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）ジュキッチ ２勝 （セーブ）リズ １敗５Ｓ （敗）ユン・ヒィサン ２勝１敗
（本塁打） ＳＫ ： キム・ガンミン ２号
ＬＧは1回裏、ＳＫの先発ユン・ヒィサンから3番イ・ジニョンのタイムリーで1点を先制し、3回裏イ・ジニョンの内野ゴロの間や相手の暴投もあって2点を追加した。ＬＧの先発ジュキッチは5回まで無失点だったが、ＳＫは6回表1番キム・ガンミンの本塁打で1点を返した。ＬＧは7回途中から2番手ユ・ウォンサンを登板させ継投策に出ると、7回裏8番シム・グァンホのタイムリーで1点を追加した。
最後は3番手リズが抑え、ＬＧが3連勝でＳＫと同率2位に追いついた。7回途中まで1失点に抑えたジュキッチは2勝目。ＳＫは先発ユン・ヒィサンを援護できず、連敗で首位の座から後退した。
サムソン ９−４ ハンファ （清州）
（勝）ゴードン ２勝 （敗）アン・スンミン ３敗
（本塁打） サムソン ： キム・サンス １号、パク・ソンミン ２号、チン・ガビョン １号 ハンファ ： ヨン・ギョンフム １号
サムソンは2回表、ハンファの先発アン・スンミンから8番チン・ガビョン、9番ソン・ジュインのタイムリー、1番キム・サンスの3ランで5点を先制し、3回表チン・ガビョンの2打席連続タイムリーで1点を追加した。ハンファは4回裏、サムソンの先発の新外国人ゴードンから5番ヨン・ギョンフムの2009年以来の本塁打となる2ランで反撃した。サムソンは6回表、ハンファの3番手ソン・チャンシクから2番パク・ソンミンの本塁打で1点を追加したが、ハンファはその裏8番チェ・スンファンのタイムリーで1点、7回裏、サムソンの3番手アン・ジマンから代打イ・ヤンギのタイムリーで1点を返した。
サムソンは8回表チン・ガビョンの本塁打で1点、9回表、ハンファの4番手の高卒新人チェ・ウソクから途中出場の4番カン・ボンギュの内野ゴロの間に1点を追加した。最後は4番手チョン・ヒョヌクが抑え、サムソンが4連敗から脱出した。6回を3失点に抑えたゴードンが2勝目。打線ではチン・ガビョンが3安打1本塁打3打点と活躍。3連敗で最下位のハンファは先発アン・スンミンが3回6失点と振るわず、苦しい戦いが続いている。
トゥサン ４−７ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）ムン・ソンヒョン １勝１敗 （セーブ）ソン・スンナク １勝２Ｓ （敗）コ・チャンソン １敗
トゥサンは3回表、ネクセンの先発ムン・ソンヒョンから9番ホ・ギョンミン、3番キム・ヒョンスのタイムリーで3点を先制した。ネクセンは5回裏、トゥサンの先発キム・ソヌから5番カン・ジョンホのタイムリーで1点を返した。すると6回裏、トゥサンの2番手コ・チャンソンから3番イ・テックン、6番チョ・ジュングンのタイムリー、8番ホ・ドファンへの押し出しの四球で5−3と逆転し、さらに代わったトゥサンの3番手チョン・デヒョンから代打オ・ユンの内野ゴロの間に1点を追加した。ネクセンは7回裏、トゥサンの4番手ソ・ドンファンから4番パク・ピョンホの犠牲フライで1点を追加した。
トゥサンは9回表、ネクセンの守護神ソン・スンナクから代打ヤン・ウィジのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまででネクセンが逆転勝ちした。7回を3失点に抑えたムン・ソンヒョンが2012年シーズン初勝利。トゥサンは課題のリリーフが打ち込まれ逆転負けで4連勝はならなかった。
