サムソン ０−２ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）イ・スンホ(背番号20) ６勝３敗２Ｓ （セーブ）オム・ジョンウク ３勝２敗５Ｓ （敗）チャン・ウォンサム ７勝８敗
（本塁打）ＳＫ ： チェ・ジョン ２０号
ＳＫは1回裏、サムソンの先発チャン・ウォンサムから3番チェ・ジョンのタイムリーで1点を先制し、先発ソン・ウンボムは3回を無失点に抑え、4回からは2番手イ・スンホ(背番号20)に交代した。チャン・ウォンサムも2回以降追加点を与えなかったが、打線はイ・ジェヨン、チョン・ウラムなどＳＫの継投の前にかわされ得点できない。そしてＳＫは8回裏、サムソンの2番手クォン・ヒョクから3番チェ・ジョンの本塁打で1点を追加した。
最後は4番手オム・ジョンウクが抑え、3位ＳＫが完封リレーで勝利し、2位ロッテとの激しい順位争いで踏みとどまっている。4回から6回途中まで無失点に抑えたイ・スンホ(背番号20)が6勝目。公式戦優勝を決めたサムソンはたった3安打に抑えられ完封負けを喫し、引き分け1つをはさんでの連勝は6で止まった。なお、5回終了時にＳＫファンが外野席で抗議の横断幕を掲げ、試合が一時中断する騒ぎもあった。
トゥサン ３−６ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）チャン・ウォンジュン １５勝６敗 （敗）アン・ギュヨン ２敗
（本塁打） トゥサン ： ユン・ソンミン ４号 ロッテ ： カン・ミンホ １９号、イ・イング ２号
試合前、1980年代ロッテのエースとして活躍し1984年韓国シリーズ優勝に貢献したが、9月14日他界したチェ・ドンウォン氏を追悼するセレモニーが行われ、同氏の子息が始球式を行った。なお現役時代につけていた背番号11は、今後ロッテ初の永久欠番になることが決まった。
ロッテは1回裏、トゥサンの先発の大卒新人アン・ギュヨンから5番ホン・ソンフンのタイムリー、6番カン・ミンホの3ランで4点を先制した。トゥサンは2回表、ロッテの先発サドースキーから6番ユン・ソンミンの3ランで1点差とした。この回途中でロッテは2番手として先発要員のチャン・ウォンジュンを登板させ、その裏2番イ・イングの2ランでリードを広げた。チャン・ウォンジュンは無失点の好投を続けた。トゥサンは6回途中からチョン・デヒョン、ソ・ドンファンを登板させ、追加点を与えなかった。
結局チャン・ウォンジュンは9回まで投げきり、2位ロッテが勝利し追撃する3位ＳＫとの差を縮めまいとしている。2回途中から無失点に抑えたチャン・ウォンジュンは、自己最多となる15勝目。一方7位トゥサンは先発アン・ギュヨンが6回途中6失点と期待にこたえられず、打線もつながりを欠くなどで4連敗。2011年シーズン最終戦となったこのカードは、ロッテが11勝7敗1分けと勝ち越した。
(チェ・ドンウォン氏の追悼セレモニー。)
ハンファ ０−３ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）キム・サンス １勝４敗 （セーブ）ソン・スンナク ４勝２敗１７Ｓ （敗）ヤン・フン ６勝１０敗
試合はネクセンの先発ムン・ソンヒョン、ハンファの先発ヤン・フンが互いにピンチを何とかしのぎ続け、無得点が続いた。ムン・ソンヒョンは7回表ピンチを迎え、2番手キム・サンスに交代しここも何とか得点を与えなかった。するとネクセンは7回裏、ヤン・フンから7番オ・ジェイル、9番チ・ソックンのタイムリーで3点を先制した。
最後は守護神ソン・スンナクが抑え、最下位ネクセンが逃げ切り3連勝となった。7回途中から8回途中まで無失点に抑えたキム・サンスが勝利投手で、自身の連敗を4で止めた。6位ハンファは7回途中まで3失点だったヤン・フンの好投を見殺しにしてしまった。打線では1番カン・ドンウが3安打と活躍。
