ロッテ ７−１ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）ソン・スンジュン １１勝８敗 （敗）ジュキッチ ８勝６敗１Ｓ
ロッテは1回表、ＬＧの先発ジュキッチから相手のエラーなどもあって2点を先制し、3回表4番イ・デホのタイムリーで1点、4回表9番ムン・ギュヒョンのタイムリーで1点を追加した。ＬＧは4回裏、ロッテの先発ソン・スンジュンから8番パク・キョンスのタイムリーで1点を返した。だがロッテは5回表イ・デホのタイムリーでジュキッチをノックアウトした。
2位ロッテは9回表、ＬＧの3番手キム・ソンギュから途中出場の1番イ・スンファのタイムリーで2点を追加すると、カン・ヨンシク、イ・ジェゴン、イ・ミョンウ、イム・ギョンワンの継投で相手の反撃を断ち快勝し、4連勝でその勢いはとどまるところを知らない。7回途中まで1失点に抑えたソン・スンジュンは11勝目。打線ではムン・ギュヒョンが3安打1打点、イ・デホが2安打3打点と活躍。5位ＬＧは先発ジュキッチが5回途中5失点で降板すると、打線も沈黙し3連敗。なお、この日の蚕室野球場にはイ・ミョンバク韓国大統領夫妻が訪れ、野球観戦を心行くまで楽しんだ。
トゥサン ９−７ ＳＫ （仁川・文鶴）
（勝）イ・ヨンチャン ４勝８敗 （セーブ）イ・ヒョンスン ３勝５敗４Ｓ （敗）ソン・ウンボム ８勝７敗１Ｓ
（本塁打） トゥサン ： キム・ドンジュ １４,１５号
ＳＫは1回裏、トゥサンの先発イ・ヨンチャンから6番アン・チヨンのタイムリーで2点を先制した。トゥサンは3回表、ＳＫの先発イ・ヨンウクから2番オ・ジェウォンのタイムリーで1点を返したが、ＳＫはその裏イ・ヨンチャンのボークと5番パク・チョングォンの犠牲フライで2点を追加した。トゥサンは6回表イ・ヨンウクから4番キム・ドンジュの3ランで4−4の同点に追いつくと、代わったＳＫの2番手ソン・ウンボムから8番ユン・ソンミンの2点タイムリーで6−4と逆転した。
トゥサンは7回表、ＳＫの4番手イ・スンホ(背番号20)からキム・ドンジュの2打席連続の3ランでリードを広げた。ＳＫは7回裏チェ・ジョンのタイムリーで1点、9回裏、トゥサンの4番手イ・ヒョンスンから代打キム・ヨンフンのタイムリーで2点を返したが、反撃もここまでで6位トゥサンが逆転勝ちした。7回途中まで5失点だったが、打線の援護を受けたイ・ヨンチャンが4勝目で自身の連敗を5で止めた。打線ではキム・ドンジュが2本塁打6打点と活躍。4位ＳＫは先発イ・ヨンウクのみならず、かつては絶対的な信頼を置けたリリーフ陣までもが崩れてしまい、転落に歯止めがかからない。
ネクセン ３−４ ハンファ （大田）
（勝）ボーティスタ ２勝５Ｓ （敗）キム・デウ １敗
（本塁打） ネクセン ： コ・ジョンウク １号、アルドリッジ １５号、パク・ピョンホ ８号 ハンファ ： チェ・ジンヘン １４号
ネクセンは1回表、ハンファの先発アン・スンミンから2番の大卒新人コ・ジョンウクのプロ初本塁打に続き、3番アルドリッジ、4番パク・ピョンホの3者連続本塁打で3点を先制した。その後アン・スンミンは追加点を与えなかった。ネクセンの先発キム・サンスは6回まで無失点に抑えたが、ハンファは7回裏、ネクセンの4番手オ・ジェヨンから1番カン・ドンウの犠牲フライで1点を返した。そして8回裏オ・ジェヨンから4番チェ・ジンヘンの本塁打で1点差とすると、ネクセンの6番手ソン・スンナクから8番シン・ギョンヒョンのタイムリーで3−3の同点に追いついた。
試合はこのまま延長に突入し、ハンファは11回裏、ネクセンの7番手の大卒新人キム・デウからチャンスを作ると、代わった8番手ペ・ヒムチャンから5番ガルシア(元オリックス)への押し出しの四球で逆転サヨナラ勝ちした。9回途中から11回まで無失点に抑えた4番手ボーティスタが2試合連続勝利となる2勝目。打線では6番イ・デスが3安打と活躍。最下位ネクセンは1回表の3本塁打だけであとはまったくいいところがなく、試合の主導権を握れなかった。
