ＬＧとハンファは11日、キム・グァンス投手(30)とユ・ウォンサン投手(25)、ヤン・スンジン投手(24)の1対2トレードが成立したことを発表した。
右腕のキム・グァンス投手は高校卒業後2000年ＬＧへ入団し、2003年プロ初勝利を含む4勝をあげ1軍に定着した。その後兵役不正免除問題で軍へ入隊するなどブランクがあったが、2009年は先発で4勝、2010年はリリーフで4勝8セーブをあげ主力投手となっていた。2011年シーズンは当初抑えとして期待されたが、10日まで21試合に登板、1勝2敗6セーブ、防御率5.12と十分な成績をあげることはできず、トレードに出されてしまった。プロ12年間の通算成績は175試合に登板、13勝23敗15セーブ12ホールド、防御率5.95。
右腕のユ・ウォンサン投手は高校卒業後2006年ハンファに入団し、5億5000万ウォンと当時としては破格の契約金で大いに期待されていた。しかし思ったほどの成績は残せず、投手陣が手薄なチーム事情で2009年から2010年まで先発として起用されたが、2010年は14敗と最多敗戦投手となってしまった。2011年シーズンは主に中継ぎとして25試合に登板、0勝1敗3ホールド、防御率6.62の成績で、6月後半から1軍登板はない。プロ6年間の通算成績は118試合に登板、17勝30敗1セーブ4ホールド、防御率5.52。
左腕ヤン・スンジンは高校卒業後2006年ハンファに入団し、2008年1軍で初登板を果たすと、2010年プロ初勝利をあげた。2011年シーズンは10日まで1軍登板はない。プロ6年間の通算成績は21試合に登板、1勝5敗、防御率8.94。
ＬＧはまだ将来性のある右腕、左腕を、ハンファはある程度実績のあるリリーフ右腕を補強し、チームの弱点補強に努めた。
（文責 : ふるりん）
