トゥサン 5−1 SK (仁川・文鶴)
(勝)ソ・ドンファン 1勝 (敗)マグレーン 2勝3敗
(本塁打) SK : パク・チンマン 2号
トゥサンは1回表、SKの先発マグレーンから3番キム・ヒョンスの内野ゴロの間に1点を先制し、3回表2番オ・ジェウォン、キム・ヒョンスのタイムリーで2点を追加した。SKは3回裏、トゥサンの先発ソ・ドンファンから9番パク・チンマンの本塁打で1点を返した。トゥサンは4回表、SKの2番手キム・テフンから1番イ・ジョンウクのタイムリーで1点を追加し、6回裏からイ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)、コ・チャンソンなどを登板させ継投策に出た。
6位トゥサンは9回表、SKの5番手ユン・ヒィサンから途中出場の3番チョン・スビンのタイムリーで1点を追加し、最後は5番手チョン・ジェフンが抑え快勝した。2008年以来3年ぶりの1軍登板、2006年以来の先発登板となったソ・ドンファンは5回を1失点に抑え、2006年以来5年ぶりの勝利はプロ7年目にして初の先発勝利となり、今後も6位と低迷するトゥサンの救世主として期待される。打線もイ・ジョンウクが3安打1打点と活躍。首位SKは先発マグレーンが4回途中で早々と降板し、打線もたった3安打に抑えられてしまった。
(3年ぶりの1軍登板で5年ぶりの勝利をあげたソ・ドンファン。)
キア 1−4 LG (ソウル・蚕室)
(勝)リズ 4勝5敗 (セーブ)イム・チャンギュ 5勝1敗2S (敗)ヤン・ヒョンジョン 5勝4敗
(本塁打) LG : イ・ビョンギュ(背番号9) 9号、ユン・サンギュン 5号
LGは1回裏、キアの先発ヤン・ヒョンジョンから3番イ・ビョンギュ(元中日、背番号9)の2試合連続本塁打となる2ラン、5番ユン・サンギュンの本塁打で3点を先制した。キアは3回表、LGの先発リズの暴投で1点を返したが、LGもその裏4番パク・ヨンテクのタイムリーでヤン・ヒョンジョンをノックアウトした。キアはこのあとチャ・ジョンミン、クァク・チョンチョルなどの好投で追加点を与えなかったが、リズも好投し反撃を許さなかった。
2位LGはイ・ドンヒョン、高卒新人イム・チャンギュの継投でリードを守りきり、トゥサンに敗れた首位SKとの差を縮めた。8回途中1失点のリズは4勝目。打線では首位打者と好調のイ・ビョンギュが3安打1本塁打2打点と活躍。キアは左のエースのヤン・ヒョンジョンが4回持たずノックアウトされ、打点王イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)が足首の痛みで欠場した打線は迫力を欠いていた。
サムソン 3−2 ハンファ (大田)
(勝)門倉 3勝3敗 (セーブ)オ・スンファン 1勝15S (敗)キム・ヒョンミン 2勝3敗1S
(本塁打) サムソン : チェ・ヒョンウ 12号
サムソンは4回表、ハンファの先発キム・ヒョンミンから4番チェ・ヒョンウの本塁打、9番キム・サンスのタイムリーで3点を先制した。サムソンの先発門倉(元読売)は5回無失点と好投を続けていたが、ハンファは6回裏4番チェ・ジンヘンのタイムリーで1点を返し、ここでサムソンは2番手チョン・ヒョヌクをマウンドに送った。さらにハンファは7回裏代打イ・ヤンギのタイムリーで1点差に迫り、シン・ジュヒョン、マ・イリョン、オネリーのリリーフ陣も追加点を与えなかった。
3位サムソンはクォン・ヒョク、クォン・オジュン、守護神オ・スンファンの継投で1点差を守りきり、接戦を制した。6回途中1失点の門倉は3勝目。オ・スンファンはセーブ王争い独走の15セーブ目。7位ハンファは先発キム・ヒョンミンが6回3失点と比較的好投したが、サムソンの強力なリリーフ陣を攻略できなかった。
ネクセン 7−8 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)コーリー 3勝2敗3S (敗)イ・ジョンフン 2勝1敗
(本塁打) ネクセン : キム・ミンソン 1号 ロッテ : イ・デホ 13号、カン・ミンホ 6号
ネクセンは1回表、ロッテの先発チャン・ウォンジュンから3番ユ・ハンジュンのタイムリーで1点を先制した。ロッテは1回裏、ネクセンの先発ムン・ソンヒョンから4番イ・デホの本塁打王争い単独トップとなる13号2ラン、6番ホン・ソンフン、8番ファン・ジェギュンのタイムリーで4−1と逆転し、ムン・ソンヒョンをノックアウトした。ロッテは4回裏、ネクセンの2番手キム・サンスから代打パク・チョンユンのタイムリーで1点を追加した。ネクセンは5回表2番キム・ミンソンの本塁打で1点を返したが、ロッテもその裏、ネクセンの3番手マ・ジョンギルから5番カン・ミンホの2ランでリードを広げた。
ネクセンは6回表、ロッテの2番手キム・スワンから7番チョ・ジュングンのタイムリーで2点を返し、7回表ロッテの3番手イ・ジェゴン、4番手コーリー(元千葉ロッテ)から4番アルドリッジ、6番ソン・ジマンのタイムリーで7−7の同点に追いついた。コーリーは8回以降得点を許さず、5位ロッテは9回裏、ネクセンの5番手イ・ジョンフンからチャンスを作ると、代わった6番手ソン・スンナクからカン・ミンホのタイムリーでサヨナラ勝ちし、対ネクセン戦の連勝を4に伸ばした。
ロッテ打線ではサヨナラタイムリーを打ったカン・ミンホが3安打1本塁打3打点と活躍。最下位ネクセンは、ロッテを上回る16安打を記録したが、先発ムン・ソンヒョンが1回持たず降板したのが誤算で、相手を突き放せなかった。打線ではユ・ハンジュンが5安打1打点、ソン・ジマンが3安打2打点、アルドリッジが3安打1打点と活躍。