サムソン−ロッテ(釜山・社稷)は雨天中止。
ＳＫ ８−６ ハンファ （大田)
（勝）チョン・デヒョン １勝１敗８Ｓ （セーブ）チョン・ウラム ４勝４Ｓ （敗）パク・チョンジン ３勝２敗１Ｓ
（本塁打） ＳＫ ： チェ・ジョン ５号
ＳＫは2回表、ハンファの先発リュ・ヒョンジンから5番チェ・ジョンの2試合連続本塁打となる2ランで先制した。ハンファも2回裏、ＳＫの先発チョン・ビョンドゥから7番イ・デスのタイムリー、8番ハン・サンフンの内野ゴロの間に2−2の同点に追いついた。さらに3回裏、ＳＫの2番手ムン・グァンウンから6番イ・ヤンギへの押し出しの四球、相手の暴投やイ・デスの2打席連続タイムリーで3点を勝ち越し逆転した。そして4回裏にはＳＫの3番手キム・テフンから4番チェ・ジンヘンの犠牲フライで1点を追加した。
ＳＫは7回表リュ・ヒョンジンから7番アン・チヨン、1番キム・ガンミン、3番チョン・サンホのタイムリーで6−6の同点に追いついた。ハンファの2番手パク・チョンジン、ＳＫのイ・スンホ(背番号20)、チョン・デヒョンが得点を与えず、試合は延長に突入した。首位ＳＫは10回表、パク・チョンジンから8番パク・チンマンの2点タイムリーで逆転し、最後は6番手チョン・ウラムが抑え逆転勝ちした。打線ではチェ・ジョンが3安打1本塁打2打点と活躍。7位ハンファはエースのリュ・ヒョンジンが7回に突如つかまりリードを守りきれず、2011年シーズン対戦成績が1勝8敗と苦手のＳＫにまたも勝てなかった。打線ではイ・デスが3安打2打点と活躍。
トゥサン １−２ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）イム・チャンギュ ４勝１敗１Ｓ （敗）キム・サンヒョン １勝１敗
トゥサンは1回表、ＬＧの先発ジュキッチから4番キム・ドンジュのタイムリーで1点を先制したが、ジュキッチは2回以降無失点を続けた。トゥサンの先発ニッパートは毎回のように走者を出し無失点に抑えていたが、ＬＧは5回裏3番イ・ビョンギュ(元中日、背番号9)のタイムリーで1−1の同点に追いついた。ジュキッチは粘り強く投げ9回1失点、ニッパートも8回1失点と好投した。トゥサンは2番手チョン・ジェフンが9回裏に登板し無失点に抑え、試合は延長に突入した。
ＬＧのイ・サンヨル、キム・ソンギュ、トゥサンのイ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)が好投し、互いに得点を許さなかった。2位ＬＧは12回裏、トゥサンの4番手キム・サンヒョンから6番チョン・ソンフンの犠牲フライでサヨナラ勝ちし、延長戦を制し首位を独走するＳＫに離されまいとしている。12回表4番手として登板し無失点に抑えた高卒新人イム・チャンギュが4勝目。打線ではイ・ビョンギュ(背番号9)が3安打1打点と活躍。6位トゥサンは継投で何とかしのいできたが、最後に力尽きＬＧの勢いを止めることはできなかった。打線では2番オ・ジェウォンが3安打4盗塁と活躍。
キア ５−１ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）ソ・ジェウン １勝５敗２Ｓ （セーブ）ソン・ヨンミン ３勝１敗２Ｓ （敗）ムン・ソンヒョン １勝３敗
（本塁打） キア ： キム・ジュヒョン ４号、アン・チホン ３号
キアは2回表、ネクセンの先発ムン・ソンヒョンから7番キム・ジュヒョンの2ラン、2番キム・ソンビンのタイムリーで3点を先制し、先発ソ・ジェウンも好投を続けた。キアは5回表、ネクセンの2番手オ・ジェヨンから3番キム・ウォンソプの犠牲フライで1点、6回表、ネクセンの3番手マ・ジョンギルから6番アン・チホンの本塁打で1点を追加した。ネクセンは7回裏、キアの3番手クァク・チョンチョルから代打ソン・ジマンの犠牲フライで1点を返し、4番手パク・ソンフンも好投した。
4位キアは8回途中から登板した4番手ソン・ヨンミンが相手の反撃を断ち、4連勝で試合が雨天中止となった3位サムソンとの差を縮めた。6回を無失点に抑えた元メジャーリーガーのソ・ジェウンは2011年シーズン初勝利で、開幕からの連敗を5で止めた。最下位ネクセンは先発が試合を作れず、打線もつながらずといいところがなく、これで8連敗と泥沼から抜け出せない。
