ＬＧは26日、オ・サンミン投手(36)をウェーバー公示し退団となったことを発表した。この後1週間以内にオ・サンミンと契約を希望する球団が現れない場合、2011年シーズンはどの球団でもプレーできなくなる。
左腕オ・サンミンは大学卒業後サンバンウルへ入団し、サンバンウル解散後2000年新球団だったＳＫへ移籍した。2002年トレードでサムソンへ移籍し、2008年からＬＧに在籍していた。どの球団でも貴重な左の中継ぎとして重宝され、多数の試合に登板していた。2011年シーズンも11試合に登板、勝敗なし、防御率1.80と安定した成績を残していた。しかし4月22日のキア戦を前にチームを無断離脱し、その理由を明らかにしないため懲戒ということで退団させることとなった。プロ15年間の通算成績は736試合に登板、35勝33敗24セーブ81ホールド、防御率4.38。なお、2008年賭博容疑で不起訴立件され、2009年にはKBO(韓国野球委員会)により開幕から5試合の出場停止処分を受けている。
（文責 ： ふるりん）
