ＳＫ ９−７ ロッテ （釜山・社稷）
（勝）グローバー １勝 （敗）コーリー １勝２敗
（本塁打） ＳＫ ： パク・チェサン １号 ロッテ ： イ・デホ３，４号
ＳＫは1回表、ロッテの先発の新外国人コーリー(元千葉ロッテ)から2番パク・チェサンの犠牲フライで1点を先制した。ロッテは3回裏、ＳＫの先発グローバー(元読売)から3番ソン・アソプのタイムリー、5番ホン・ソンフンの犠牲フライで2−1と逆転した。だがＳＫは5回表パク・チェサン、3番パク・チョングォンのタイムリーで5点を奪い逆転した。ロッテもその裏ホン・ソンフンのタイムリーで1点を返したが、ＳＫは6回表、ロッテの3番手カン・ヨンシクから8番チェ・ユンソクのタイムリーで3点を追加した。
ロッテは7回裏、ＳＫの2番手チョン・ウラムから4番イ・デホの2ランで反撃したが、ＳＫは9回表、ロッテの5番手キム・サユルからパク・チェサンの本塁打で1点を追加した。ロッテは9回裏、ＳＫの4番手イ・スンホ(背番号20)からイ・デホの2打席連続本塁打となる2ランで2点差としたが、延長サヨナラ勝ちとなった23日に続く2試合連続の同点劇はならず、首位ＳＫが逃げ切った。
5回を3失点に抑えたグローバーは、2010年6月以来となる勝利。打線ではパク・チェサンが3安打1本塁打5打点、チェ・ユンソクが3安打3打点と活躍。ロッテは粘ったものの、先発コーリーが5回5失点と試合を作れず、同率6位で並んでいたネクセンがサムソンに勝ったため単独7位に後退。主砲イ・デホが2本塁打4打点と活躍。
(3安打1本塁打5打点と活躍したパク・チェサン。)
トゥサン ９−５ ハンファ （大田）
（勝）イ・ヘェチョン １勝２敗 （敗）マ・イリョン １敗
（本塁打） トゥサン ： チェ・ジュンソク ３号 ハンファ ： チェ・ジンヘン ３号
トゥサンは3回表、ハンファの先発チャン・ミンジェから1番イ・ジョンウクのタイムリーで1点を先制した。ハンファは4回裏、トゥサンの先発ホン・サンサムから4番チェ・ジンヘンの3ランで逆転し、代わったトゥサンの2番手イ・ヘェチョン(元東京ヤクルト)から7番イ・ヨサンのタイムリーで1点を追加した。しかしトゥサンは5回表8番ヤン・ウィジのタイムリーで1点を返すと、代わったハンファの2番手マ・イリョン、3番手ユ・ウォンサンから3番キム・ヒョンス、4番キム・ドンジュのタイムリー、5番チェ・ジュンソクの2試合連続本塁打となる3ランで7−4と一気に逆転した。
トゥサンは6回表9番ソン・シホンのタイムリーで1点、7回表ハンファの4番手ユン・ギュジンから相手のエラーで1点を追加した。ハンファは8回裏、トゥサンの4番手チョン・ジェフンから3番手チャン・ソンホの内野ゴロの間に1点を返したが、最後は5番手イム・テフンが抑え、2位トゥサンが逆転勝ちし5連勝となった。4回から5回まで登板したイ・ヘェチョンがトゥサン復帰後初勝利で、韓国でも2008年以来3年ぶりの白星をあげた。最下位ハンファは序盤のリードを投手陣が守りきれず、トゥサンの勢いをとめられなかった。なお、33歳のチャン・ソンホが4回裏、プロ15年目にして史上3人目となる通算1800安打を記録した。
(トゥサン復帰後初勝利をあげたイ・ヘェチョン。)
キア ８−２ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）ヤン・ヒョンジョン １勝２敗 （敗）リズ １勝３敗
（本塁打） ハンファ ： イ・ボムホ ４号
ＬＧは2回裏、キアの先発ヤン・ヒョンジョンから1番イ・デヒョンのタイムリーで1点を先制した。キアは3回表、ＬＧの先発の新外国人リズから3番イ・ボムホ(元福岡ソフトバンク)の3ランで逆転した。ＬＧも5回裏3番イ・テックンのタイムリーで2−3と1点差に迫った。キアは7回表代打キム・サンフンのタイムリーで1点を追加し、リズをノックアウトし、キム・ヒィゴル、パク・キョンテ、ユ・ドンフンのリリーフ陣も反撃を許さなかった。
キアは9回表、ＬＧの4番手の高卒新人イム・チャンギュから1番キム・ウォンソプ、2番キム・ソンビンのタイムリーで4点を追加すると、最後は5番手パク・ソンホが抑え快勝し、ＬＧ、ネクセンに敗れたサムソンと並んで3位に浮上した。6回途中まで2失点に抑えたヤン・ヒョンジョンが、2011年シーズンのこれまでの不振を感じさせず初勝利。ＬＧは先発リズが7回途中4失点だったが、打線が援護できずリリーフ陣が崩壊してしまった。イ・テックンが4安打1打点と活躍。
サムソン ５−６ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）キム・ソンヒョン １勝２敗 （セーブ）ソン・シニョン １勝４Ｓ （敗）アン・ジマン ２勝２敗
サムソンは1回表、ネクセンの先発キム・ソンヒョンから4番チェ・ヒョンウのタイムリー、5番ペ・ヨンソプの内野ゴロの間に2点を先制した。ネクセンは3回裏、サムソンの先発アン・ジマンから3番ユ・ハンジュンの犠牲フライ、5番の新外国人アルドリッジのタイムリーで3−2と逆転した。サムソンは5回表3番パク・ソンミンのタイムリーで3−3の同点に追いついたが、ネクセンはその裏ユ・ハンジュンのタイムリーで1点を勝ち越すと、代わったサムソンの2番手の大卒新人イム・ヒョンジュンからアルドリッジのタイムリーや相手の暴投で6−3とリードを広げた。
サムソンは6回表、ネクセンの2番手パク・チュンスから9番キム・サンスのタイムリーで1点を返した。ネクセンはオ・ジェヨン、イ・ジョンフンが何とかピンチをしのいできたが、サムソンは9回表、ネクセンの5番手ソン・シニョンからチェ・ヒョンウのタイムリーで1点差に迫った。だがネクセンが1点差で逃げ切り、ＳＫに敗れたロッテを突き放し単独6位に浮上した。6回途中3失点のキム・ソンヒョンは打線の援護もあり2011年シーズン初勝利。打線ではアルドリッジが3打点と活躍。サムソンは先発アン・ジマンが5回途中で降板し、打線もチャンスであと一本が出ず、キア、ＬＧと並び同率3位になり混戦模様となっている。チェ・ヒョンウが3安打2打点と活躍。
