サムソンは25日、2011年シーズンの外国人選手として日本人の門倉健投手(37、元読売)と年俸30万ドルで契約したと発表した。
当初サムソンは、2011年シーズンの外国人選手として、元メジャーリーガーのライアン・ガーコ内野手と日本人・金村曉投手(元阪神)と契約する予定だったが、金村が肩や肘などに故障を抱えているため契約を破棄することになり、代役として2010年限りでSKを自由契約となった門倉に白羽の矢を立てた。
門倉は2009年4月の公式戦開幕後にSKと契約し、2010年も再契約して14勝をあげ韓国シリーズ優勝に貢献したが、公式戦終盤からのひざの痛みでSKは再契約を結ばないことにした。門倉は保留選手名簿に掲載され、そのままではSK以外の韓国の球団と契約できなかったが、門倉本人の意向で自由契約選手となった。そのため門倉は1月16日からサムソンのグアムキャンプに参加し、入団テストに合格となり、懸案のひざの状態にも問題はないとされ、正式契約に至った。
門倉はこれで3シーズン連続韓国でプレーする初の日本人選手(外国人登録)となり、サムソンでもSK時代と同様先発の一角を任されると思われる。門倉の韓国2年間の通算成績は58試合に登板、22勝11敗、防御率4.02。
(1月25日現在の為替レート : 1万ドルが82万3800円。)
(文責 : ふるりん)