DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

  現役引退したキム・ジェヒョン、米国へ指導者研修に

 SKは18日、2010年限りで現役を引退したキム・ジェヒョン(35)が、3月から米国・ロサンゼルスエンゼルス傘下のマイナーリーグで指導者研修を受けることを発表した。
 左打者のキム・ジェヒョンは1994年高校卒業後LGに入団し、新人の年いきなり21本塁打、80打点を記録して主力外野手として活躍してチームの韓国シリーズ優勝に貢献し、「キャノンヒッター」と呼ばれた。だが故障もあり2002年から出場機会が減り、球団内の対立もあって2004年オフFA(フリーエージェント)でSKへ移籍し、指名打者として活躍した。
 2010年も111試合に出場、打率.288、10本塁打、48打点、7盗塁の成績で韓国シリーズ優勝に貢献したが、長年悩まされている足の故障もあり、SKとの契約が切れる2010年オフに現役を引退することを早くから公言していた。プロ17年間の通算成績は1770試合に出場、打率.294、1681安打、201本塁打、939打点、115盗塁。引退後の進路についてはあれこれ本人が考えた結果、指導者の道を歩むこととなり、SKの援助を受けて米国のマイナーリーグでその第一歩を踏み出すことにした。研修の終了時期は未定。