SKは18日、2010年限りで現役を引退したキム・ジェヒョン(35)が、3月から米国・ロサンゼルスエンゼルス傘下のマイナーリーグで指導者研修を受けることを発表した。
左打者のキム・ジェヒョンは1994年高校卒業後LGに入団し、新人の年いきなり21本塁打、80打点を記録して主力外野手として活躍してチームの韓国シリーズ優勝に貢献し、「キャノンヒッター」と呼ばれた。だが故障もあり2002年から出場機会が減り、球団内の対立もあって2004年オフFA(フリーエージェント)でSKへ移籍し、指名打者として活躍した。
2010年も111試合に出場、打率.288、10本塁打、48打点、7盗塁の成績で韓国シリーズ優勝に貢献したが、長年悩まされている足の故障もあり、SKとの契約が切れる2010年オフに現役を引退することを早くから公言していた。プロ17年間の通算成績は1770試合に出場、打率.294、1681安打、201本塁打、939打点、115盗塁。引退後の進路についてはあれこれ本人が考えた結果、指導者の道を歩むこととなり、SKの援助を受けて米国のマイナーリーグでその第一歩を踏み出すことにした。研修の終了時期は未定。