ＳＫ ３−１０ ネクセン （ソウル・木洞）
（勝）コ・ウォンジュン ５勝５敗 （敗）コ・ヒョジュン ７勝４敗２Ｓ
（本塁打） ＳＫ ： チェ・ジョン １５号 ネクセン ： ユ・ハンジュン ８号、キム・イルギョン ３号
ＳＫは1回表、ネクセンの先発コ・ウォンジュンから4番パク・チョングォンのタイムリー、5番チェ・ジョンの2ランで3点を先制し、ネクセンは2回裏、ＳＫの先発ソン・ウンボムから4番ユ・ハンジュンの本塁打で1点、4回裏2番キム・イルギョンの本塁打で1点を返した。ネクセンは5回裏、ＳＫの3番手コ・ヒョジュンからキム・イルギョンの走者一掃の3点タイムリーで5−3と逆転し、6回裏途中出場の8番ホ・ジュンへの押し出しの死球、コ・ヒョジュンの暴投、ＳＫの4番手パク・ヒィスから9番チャン・ヨンソクのタイムリーで3点、7回裏ユ・ハンジュン、5番イ・スンヨンのタイムリーで2点を追加した。
最下位ネクセンは6回以降マ・ジョンギル、イ・ボグン、ソン・シニョン、守護神ソン・スンナクの継投で反撃を許さず、首位ＳＫ相手に逆転勝ちした。6回途中まで3失点のコ・ウォンジュンは打線の援護もあり5勝目。打線では決勝タイムリーを打ったキム・イルギョンが3安打4打点と活躍。首位ＳＫは先発ソン・ウンボムを4回途中で交代させ継投策をとったが失敗し、まさかの逆転負けを喫し連勝が4で止まった。
(3安打4打点と活躍したキム・イルギョン。)
サムソン ０−５ キア （光州）
（勝）ヤン・ヒョンジョン １２勝３敗 （敗）ペ・ヨンス ５勝５敗
5連敗中のキアは5回裏、それまで抑えられていたサムソンの先発ペ・ヨンスを捕まえ、4番チェ・ヒィソプのタイムリーで2点を先制し、5番チェ・ジョンボムのタイムリーでペ・ヨンスをノックアウトした。さらにこの回サムソンの2番手クルセタから7番キム・ソンビンへの押し出しの四球で4−0とリードを広げた。キアの先発ヤン・ヒョンジョンは無失点の好投を続け、打線も8回裏サムソンの5番手の大卒新人イム・ジヌから9番イ・ヒョンゴンのタイムリーで1点を追加した。
6位キアは8回以降アン・ヨンミョン、守護神ユ・ドンフンの継投で相手の反撃を断ち、完封リレーで5連敗から脱出した。7回を無失点に抑えたエースのヤン・ヒョンジョンは、チームの危機を救いチーム最多の12勝目。打線では2番シン・ジョンギルが4安打と活躍。最近絶好調の2位サムソンは、対照的に不振を極めていたキアにまさかの完封負けを喫し、連勝が4で止まった。打線では6番シン・ミョンチョルが3安打と活躍。
ＬＧ ４−６ トゥサン （ソウル・蚕室）
（勝）キム・ソヌ １０勝５敗 （セーブ）イ・ヨンチャン ２０Ｓ （敗）キム・グァンサム ４勝４敗
トゥサンは1回裏、ＬＧの先発キム・グァンサムから3番キム・ヒョンスのタイムリー、4番キム・ドンジュの犠牲フライ、5番チェ・ジュンソクのタイムリーで3点を先制し、2回裏ＬＧの2番手ソ・スンファから2番チョン・スビンの内野ゴロの間に1点、3回裏7番ソン・シホンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンの先発キム・ソヌは5回を無失点に抑えていたが、ＬＧは6回表6番チョ・インソンのタイムリーで反撃を始めると、代わったトゥサンの2番手チョン・ジェフンから7番ソン・インホ、代打イ・ジニョンのタイムリーや相手のエラーで4−5と1点差に迫った。
3位トゥサンは6回裏ＬＧの4番手イ・ドンヒョンからキム・ドンジュのタイムリーで1点を追加すると、コ・チャンソン、イ・ヒョンスン、守護神イ・ヨンチャンの継投で相手の反撃を断ち、3連勝でキアに敗れた2位サムソンとの差を縮めた。6回途中まで1失点に抑えたキム・ソヌは、2年連続2桁勝利となる10勝目。イ・ヨンチャンはセーブ王争いトップタイの20セーブ目。5位ＬＧは先発キム・グァンサムが2回途中であえなく降板し、打線の反撃も及ばなかった。打線ではソン・インホが3安打1打点と活躍。
ロッテ ０−１ ハンファ （大田）
（勝）リュ・ヒョンジン １３勝４敗 （敗）イ・ジェゴン ３勝２敗
試合はハンファの先発リュ・ヒョンジン、ロッテの先発イ・ジェゴンの投手戦となった。互いにピンチを迎えても動じず無失点を続けていたが、ハンファは5回裏初めて走者を3塁まで進めると、8番シン・ギョンヒョンの内野ゴロの間に1点を先制した。リュ・ヒョンジンは後半になっても球威が衰えず無失点を続け、打線は8回裏追加点のチャンスを作ったが、ここはロッテの3番手キム・サユルに抑えられた。
ロッテは9回表1死1，3塁と逆転のチャンスを作ったが、ここでリュ・ヒョンジンが3番ホン・ソンフン、4番イ・デホと相手の主軸を抑え、7位ハンファが完封勝ちを収めた。2010年シーズン3度目の完封勝ちを収めたリュ・ヒョンジンは、9奪三振と圧巻の投球で最多勝争い単独トップの13勝目。4位ロッテは8回途中まで1失点と好投したイ・ジェゴンを援護できず、わずか5安打に抑えられ4連敗になってしまった。
(完封勝ちで13勝目をあげたリュ・ヒョンジン。)
