ＳＫ ６−５ キア （光州）
（勝）チョン・ウラム ５勝３敗２Ｓ （セーブ）イ・スンホ ３勝１９Ｓ （敗）ヤン・ヒョンジョン １０勝２敗
キアは1回裏、ＳＫの先発グローバー(元読売)からチャンスを作ると、ファーストのイ・ホジュンのエラーで2点を先制し、2回裏ＳＫの2番手コ・ヒョジュンから1番イ・ヨンギュのタイムリーで1点を追加した。キアの先発ヤン・ヒョンジョンは好投していたが、ＳＫは5回表2番パク・チェサンのタイムリー、代打ユン・スンギュンの犠牲フライ、ヤン・ヒョンジョンの暴投で3−3の同点に追いつき、6回表キアの2番手キム・ヒィゴル、3番手ソン・ヨンミンから9番ナ・ジュファンへの押し出しの死球、1番チョン・グヌへの押し出しの四球、パク・チェサンの犠牲フライで3点を勝ち越し逆転した。キアはその裏、ＳＫの5番手チョン・デヒョンからイ・ヨンギュのタイムリーで5−6と1点差に迫った。
ＳＫは最後イ・スンホ(背番号20)が抑え、逆転勝ちで3連勝と首位を独走するチームの強さを見せ付けた。5回から6回途中まで登板した4番手チョン・ウラムが5勝目。守護神イ・スンホはセーブ王争いトップの19セーブ目。一方6位キアは、前身のヘテ時代を通しても球団史上ワーストとなる10連敗となってしまい、ここまで10連勝してきたエースのヤン・ヒョンジョンをもってしても泥沼から抜け出せなかった。打線ではイ・ヨンギュが2安打3打点、6番キム・サンフンが3安打と活躍した。
トゥサン １０−２ ハンファ （大田）
（勝）ウォーランド ５勝３敗 （敗）ユ・ウォンサン ３勝７敗
（本塁打） トゥサン ： イ・ソンヨル １３，１４号、イ・ウォンソク ７号、チェ・ジュンソク １３号、ヤン・ウィジ ９号
トゥサンは2回表、ハンファの先発ユ・ウォンサンから6番イ・ソンヨルの本塁打で1点を先制し、3回表9番イ・ウォンソクの本塁打で1点を追加した。ハンファはその裏、トゥサンの先発ウォーランド(元横浜)から2番カン・ドンウの内野ゴロの間に1点を返し、トゥサンは4回表5番チェ・ジュンソク、イ・ソンヨルの2者連続本塁打で2点を追加した。ハンファはその裏代打シン・ギョンヒョンの犠牲フライで1点を返した。トゥサンは7回表9番ヤン・ウィジの本塁打で1点、8回表ハンファの3番手ホ・ユガン、4番手ファン・ジェギュから7番ソン・シホンのタイムリー、イ・ウォンソクの内野ゴロの間、代打ユ・ジェウン、3番キム・ヒョンスのタイムリーで5点を追加した。
7回以降コ・チャンソン、イ・ジェハク、チョ・ギュスの継投で相手の反撃を断ち、2位トゥサンが得意の一発攻勢で4連勝となり、首位を独走するＳＫの背中を懸命に追いかけている。6回を2失点に抑えたウォーランドが自身3連敗から脱出する5勝目。打線ではイ・ソンヨルが2本塁打2打点と活躍。最下位ハンファは先発ユ・ウォンサンが6回途中4失点と振るわず、27日に6連敗から脱出後連勝できず浮上のきっかけをつかめないでいる。
(2本塁打と活躍したイ・ソンヨル。)
ロッテ １−６ サムソン （大邸）
（勝）チャン・ウォンサム ７勝４敗 （敗）チャン・ウォンジュン ８勝５敗
（本塁打） ロッテ ： イ・デホ ２１号 サムソン ： オ・ジョンボク ６号
サムソンは1回裏、ロッテの先発チャン・ウォンジュンから2番オ・ジョンボクの2ランで先制し、2回裏1番チョ・ドンチャン、オ・ジョンボクのタイムリーで4点を追加した。ロッテは4回表、サムソンの先発チャン・ウォンサムから4番イ・デホの本塁打王争いトップタイとなる21号ソロで1点を返し、3回以降2番手キム・スワン、ペ・ジャンホ、キム・イリョプ、イ・ジョンフンの継投で追加点を許さなかった。
3位サムソンはチャン・ウォンサムの好投に次いで、アン・ジマン、チョン・ヒョヌクの継投で相手の反撃を断ち、最近6連勝で4位以下との差を広げ、2位トゥサン、首位ＳＫを懸命に追いかけている。7回を1失点に抑えたチャン・ウォンサムはチーム最多の7勝目。打線ではオ・ジョンボクが2安打1本塁打4打点、チョ・ドンチャンが3安打2打点2盗塁と活躍。一方ロッテは打線がわずか4安打に抑えられ、勝率5割への道が遠く、ネクセンに勝ったＬＧと同率4位に並ばれてしまった。
ネクセン ４−８ ＬＧ （ソウル・蚕室）
（勝）キム・グァンス ２勝 （セーブ）イ・ドンヒョン ４勝１Ｓ （敗）クム・ミンチョル ６勝９敗
ＬＧは1回裏、ネクセンの先発クム・ミンチョルから3番イ・テックン、5番チョン・ソンフンのタイムリーで3点を先制した。ネクセンは2回表、ＬＧの先発パク・ミョンファンから7番カン・ジョンホのタイムリーで1点を返し、3回表3番カン・ビョンシク、4番クラークのタイムリーで4−3と逆転した。ＬＧは3回裏5番チョン・ソンフンの2点タイムリーで逆転すると、代わったネクセンの2番手マ・ジョンギルから9番クォン・ヨングァンへの押し出しの四球で1点を追加した。不安定なパク・ミョンファンは4回途中で交代となり、2番手キム・グァンスが好投し反撃を許さなかった。
ＬＧは7回裏ネクセンの4番手イ・ボグンから4番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)、6番パク・ヨンテクのタイムリーで2点を追加し、最後は4番手イ・ドンヒョンが抑え逆転勝ちし、サムソンに敗れたロッテと並ぶ同率4位に浮上した。7回途中から登板しロングリリーフで好投したイ・ドンヒョンは、2004年以来6年ぶりのセーブ。打線ではチョン・ソンフンが2安打3打点と活躍。7位ネクセンは先発クム・ミンチョルが3回途中でノックアウトされてしまい、最近4連敗で上位との差が開いてしまった。
