SK−ロッテ(釜山・社稷)は雨天中止。
キア 0−8 トゥサン (ソウル・蚕室)
(勝)キム・ソヌ 7勝5敗 (敗)ソ・ジェウン 4勝3敗
(本塁打) トゥサン : キム・ヒョンス 11号、イ・ウォンソク 6号、キム・ドンジュ 12号
トゥサンは4回裏、キアの先発ソ・ジェウンから3番キム・ヒョンスの2ランで先制し、先発キム・ソヌも好投を続けた。ソ・ジェウンもなかなか追加点を許さなかったが、トゥサンは7回裏相手のエラーや8番イ・ウォンソクの2ランでリードを広げ、この回ソ・ジェウンから代わったキアの2番手パク・キョンテから4番キム・ドンジュの2試合連続本塁打となる3ランで8−0としてだめを押した。
2位トゥサンは8回以降高卒新人イ・ジェハクが抑え、完封リレーで快勝した。7回を無失点に抑えたキム・ソヌは7勝目。キアはこの試合もわずか5安打に抑えられ、先発ソ・ジェウンもこらえられなくなり7回で崩れ、2005年以来5年ぶりの8連敗と、2001年の球団創設以来ワーストタイ記録となり、2009年韓国シリーズを制した王者の面影はすっかり失われてしまった。
サムソン 8−3 ネクセン (ソウル・木洞)
(勝)イム・ジヌ 1勝 (敗)パク・チュンス 1敗
(本塁打) サムソン : チョ・ドンチャン 4号、チョ・ヨンフン 3号 ネクセン : カン・ビョンシク 6号
サムソンは2回表、ネクセンの先発の高卒新人ムン・ソンヒョンから7番チョ・ヨンフン、1番イ・ヨンウクのタイムリーなどで3点を先制した。ネクセンは5回裏、サムソンの先発ペ・ヨンスから2番キム・ミヌのタイムリー、3番カン・ビョンシクの2ランで3−3の同点に追いついた。ムン・ソンヒョンは5回表のピンチで降板し、2番手オ・ジェヨンが好投したが、サムソンは7回表ネクセンの3番手パク・チュンスからチャンスを作ると、代わった4番手ソン・シニョンから2番チョ・ドンチャンの3ランで勝ち越した。
サムソンは8回表ネクセンの5番手イ・ボグンからチョ・ヨンフンの2ランでだめを押し、8回以降は5番手チョン・イヌクが抑え4連勝となった。6回途中に登板し打者1人だけを抑えて4番手クォン・ヒョクに交代した3番手の大卒新人イム・ジヌが、7回表味方が勝ち越してくれたため幸運にもプロ初勝利。打線ではチョ・ヨンフンが2安打1本塁打3打点と活躍。7位ネクセンは継投が失敗し、打線も12安打ながらも3得点とつながりを欠いた。カン・ビョンシクが3安打1本塁打2打点と活躍。
LG 7−2 ハンファ (大田)
(勝)デュマトレイト 3勝3敗 (敗)イ・ドンヒョン 1勝3敗
(本塁打) ハンファ : キム・テワン 10号
LGは1回表、ハンファの先発イ・ドンヒョンから3番イ・ジニョン、4番イ・ビョンギュ(背番号9、元中日)のタイムリーで2点を先制し、ハンファは1回裏、LGの先発デュマトレイトから3番キム・テワンの2試合連続本塁打で1点を返した。LGは2回表ハンファの2番手ヤン・スンジンから1番イ・デヒョンのタイムリー、2番イ・テックンの犠牲フライで2点を追加し、ハンファは3回裏2番カン・ドンウのタイムリーで1点を返した。LGは4回表イ・デヒョン、イ・テックンのタイムリーで2点を追加した。
LGは7回以降キム・ギピョ、キム・グァンスの継投で無失点を続け、打線も9回表ハンファの4番手ファン・ジェギュからイ・ビョンギュ(背番号9)の内野ゴロの間に1点を追加した。最後は大卒新人キム・ジヨンが抑え、LGが快勝しキアがトゥサンに敗れたため代わって5位に浮上した。6階まで2失点に抑えたデュマトレイトが3勝目。打線ではイ・ジニョンが3安打と活躍。最下位ハンファはこれで6連敗となり、この試合もキアからの移籍後初の先発を任されたイ・ドンヒョンが2回途中で降板し、打線もわずか4安打に抑えられるなどまったく勢いがなかった。